ご近所にすんでる児童文学作家、光丘真理さんが新刊をだされました。
この装丁、いいですよね。付箋がうまくつかってあります。わたしは付箋大好き。目をひいて、手にとる人も多いでしょう。
中学生の堀内めぐは、地毛が赤いので生徒手帳に赤毛証明という印をおされてしまいます。
なんか、自分が普通じゃないって感じためぐは、先生に抗議にいきます。それから・・・・・・。
普通ってなんだろうって思いに、さらに、嫉妬、友情、上から目線? さまざまな思いをからめてストーリーはさくさくすすんでいきます。テンポがよくて、重たいテーマでもさらっと書けているのがいい。わたしが同じことで書いたら、どっと重たくなりそうです。
こんなにつめこんで大丈夫かと思いきや、最後、希望を照らしてくれます。
うーん。光丘さんの渾身の一作だと思いました。
光丘さんは、おじょうさんの松素めぐりさんも講談社新人賞をとりデビューされています。親子で活躍すごいですね。
そちらも読んでみたいと思います!