赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

濱野京子さん新刊『野原できみとピクニック』

2021-04-10 07:35:15 | その他

急に寒くなりました。体調をくずしそうな感じですが、今くずすと、コロナとまちがえられそうです。なんとか、うがい、手荒いでのりきらなきゃ。

さて、濱野京子さんが新刊をだされました。またまたまた、って感じです。

今年になってから、四冊。すごい!!!

今回、わたしが読んだのはYA

社会派格差ラブストーリーと銘打ってますが、それがぴったり。

駅の向こうのL高と、こっちのS学園。

L高は、底辺校で、S学園はお金持ちがかよう、偏差値が高い高校。

近くにいるのに、互いを見ない関係。

でも、稀星(きらら)と優弥(ゆうや)が出会い、ひかれあったことで、ふたつの高校がまじわうことになります。しかし、すんなりはいかず・・・

登場人物がたくさんでてきます。これを全部、書き分けていて、ああ、こういう子いるなって思わせるのがすごい。

ストーリーもひとひねり、ではなく、ふたひねりしてあり、ぐいぐい読ませてくれます。

社会派で格差を集まったラブストーリーの視点は、とても勉強させていただきました。私も見えてないものがいっぱいあるんだろうな。見えてないときは、みえてないことにも気づかない。

見ようとしないと、世界ってみえないんですね。

夫が何ヶ月ぶりに出張にいって、湖畔で満開の写真をとってきました。

いつもは、諏訪湖だとゴールデンウィーク前に、満開になると聞きましたが、今年はずいぶん早いですね。

諏訪は温泉がある観光地ですが、閑散としていたそうです。

わたしもコロナがなかったら行きたかったな。中央高速だと山梨の一宮あたり、桃の花が満開で見頃だそうです。