樫崎さんが新刊をだされました。読み応えがあり、胸が熱くなる作品です。
視聴覚支援学校にかよう佑と双葉の物語。
とにかくよく取材されたなっと思いました。佑の気持ちになってていねいにかかれていて、ラストは佑と双葉の未来を考えずにはいられません。
知らなかった目が見えない人の暮らしを知ることもできます。
とにかくここまでやるのは、どこまで取材したんだろうと作家として感心しました。
取材って、むずかしいです。その題材の人にあっても、知りたいことを話してくれるかどうかわかりません。
本音が聞きたいけど、ちょっと会っただけの人に本音ってなかなかいわないですよね。
樫崎さん、実際にブラインドマラソンなど経験したのかな?
とにかく、このところ、綿密な取材をもとにしたリアルな話が多いですよね。作家の人たち、みんな熱意があって、すごいですよ。
この本は、視聴覚障害の方にたいして、本のテキストデータを提供してるそうです。こういう取り組みはいいですよね。
図書館も利用してほしいです。
気がつくと、11月も終わりとなっています。
来年、早春にでる本の絵ができたりしています。
来年はわたしもいくつか本がでそうです。でも、そのために、これからもうひとがんばりしないとならないんだけど。