4年ほど前のことでしたか、赤石忍さんが、初句集の出版を祝う会をしました。
その2次会で飲んでもりあがったとき、だれがいったか、俳句の吟行をしようよという話になりました。パソコンの前にすわっているのは健康にいいわけはないので、ぜひと、わたしもいれてもらいました。
しかし、吟行にはわたしは参加しないまま、コロナ禍に突入。みんなで集まって歩くなどできなくなりました。
そのかわり、赤石さんはオンラインシステムの句会を企画してくれました。東雲システムをつかったものす。
名前がでない状態の句をえらんで、採点してくれるのです。選んでもらえなければ、0点もあるわけで……。
でも、ぶっちぎりでだれかが高得点を取り続けるわけではなく、いろんな人がかわりばんこに天(一番)をとるのです。おもしろいですよね。
そして、今、その句会の仲間で句集をだしました。
17人いるので、「るびい17」です。
メンバーは児童書業界では、名がしれた面々。でも、句集の中ではみな同じ、俳号で呼び合います。
みなさん、お仕事で言葉を鍛えてきているだけあり、エッセイも読み応えあります。句も個性的ですよ、なかなか。
10月のおわりには、刊行記念の会も企画してもらっています。
この句集、よみたい!って方がいたら、こっそり連絡ください。数にかぎりはありますが。