さて、お正月も終わり、今日から仕事始めです。
お正月は、娘と夫が仲よくうちに泊まってくれてにぎやか。みんなでおばあちゃんのところで親戚の新年会をしました。
96才のおばあちゃん、けっこう認知がはいっているのですが、煮ものをつくってくれました。
また、施設の母のところにもいったりと、わたしは大忙し。今日からやっとゆっくりパソコンに向かえます。
新年、初で紹介するのは、濱野京子さんの新刊。
これは大人の人にも読んでほしい、やさしい作品です。主人公は西田春哉は、新米の柔道整復師です。
大人の人が主人公は児童書にはめずらしい。でも、ちゃんと子どもの問題がかかれています。
そこがうまい。
ひかりちゃんといって、人の痛みを感じてしまう繊細な女の子が出てきて、その子が西田さんと地域と子どもたちをつないでいます。
また、地域ネコのマルもいい感じで登場します。
いつも思うのですが、濱野京子さんの文章には無駄な力みがなくて、読みやすく、さっと心にはいってきます。
さりげないけれど、大切なことが書かれています。
また、わたしは、自分が腰痛持ちで接骨院にも何度もかよったことがあるので、よけいにこの作品が身近になりました。
整形外科ほど敷居が高くなく、愚痴などちょっと聞いてくれたりして、街の接骨院はいい役割をしていますよね。
でも、児童書でそこを舞台にするなんて、なかなか思いつきません。すごいなって思います。
読んでほっとする作品です。たくさんの人に読んでもらいたいです。
今朝、いつもの散歩に出かけたら、こわいくらいの朝焼けでした。
これ、なんの加工もしてないです。
ほんとうに、こんな色をしていました。