ゴールデンウィークにみなみの島に行った。
鬼ヶ島通信の末吉暁子先生が、沖縄久高島にかよって書かれた作品
『赤い髪のミウ』を読んで、いつか沖縄離島に行ってみたいと思いました。末吉先生は、この作品のため、何度も何度も空気感を感じに沖縄にかよっていました。その作家として姿勢は、あこがれです。大変なことをなんでもないことのようにやってのけてました。きっと裏ではいろいろ感じていたでしょうが、それを見せないところに、先生のプロとして強さを感じています。
で、久高島に行ったかといえば、そうではなく、石垣島に行きました。家族の意向もあり、日程のこともあり、なかなか自分本位で動けない赤羽です。
おもしろかったことは、たくさんあるのですが、感動したのは、マングローブ。
根がすごい。今にも歩きだしそうな感じです。これぞジャングル。
樹齢400年の盤根だそうです。江戸時代ころからあったってこと?
今はめっきり少なくなってしまったようです。
そして、この旅行に電子図書キンドルを持っていきました。なんとはなしにセレクトしたのが、『つるかめ助産院』小川糸。
小川糸の文体が気軽に読めるかなって思っただけで予備知識なしに買ったのですが、な、なんとみなみの島の助産院の話。すごいタイムリー。ストーリーがぐいぐい入ってきました。
失意の女性がみなみの島で子どもを産んで、自分の母や育ての母のことを考えて成長していくお話しです。みなみのおおらかさがよくでています。自分も行ってみて、人をつつみこんでくれるような、あっけらかんとした雰囲気を感じました。なんくるないさーーって言ってくれそうな。
でも、実際は物価は高く、台風の被害にも苦しめられているのでしょう。
つくかめ助産院の参考図書で友人の岡本正子さんの書いて本が取り上げられていた、なんかふしぎなリンクを感じいました。岡本さんは、食のアンソロジー「あまからすっぱい」シリーズを書く時にお会いして、お話しを聞かせてもらいました。そのアンソロジーは、6月発売。また、その時に。
蜷川監督がお亡くなりになってしまいました。
友人がゴールドシアターに入り、舞台を見に行く機会があり、世界的な監督なのに勝手に身近に感じておりました。
公演のため、パリやルーマニアにも行ったそうで、これからやる舞台の稽古も始めていたようなことも話してました。彼女のおかげで、ネクストシアター「リチャード二世」を見ることができました。斬新な演出で海のかわりのような大きな青い布が今でも印象に残っています。
まだまだ、そんな舞台を見に行くつもりでした。
「蜷川さんから舞台をとったら、なにもないのよ。普通のおじいちゃんにはなれないのよ」
その友人がふとしたところでもらいました。魂を舞台にあずけた方だったのでしょう。
天国で、大好きなシェイクスピアと語らっているでしょうか? どんな話をするのかな?
ご冥福をお祈りします。
鬼ヶ島通信の末吉暁子先生が、沖縄久高島にかよって書かれた作品
『赤い髪のミウ』を読んで、いつか沖縄離島に行ってみたいと思いました。末吉先生は、この作品のため、何度も何度も空気感を感じに沖縄にかよっていました。その作家として姿勢は、あこがれです。大変なことをなんでもないことのようにやってのけてました。きっと裏ではいろいろ感じていたでしょうが、それを見せないところに、先生のプロとして強さを感じています。
で、久高島に行ったかといえば、そうではなく、石垣島に行きました。家族の意向もあり、日程のこともあり、なかなか自分本位で動けない赤羽です。
おもしろかったことは、たくさんあるのですが、感動したのは、マングローブ。
根がすごい。今にも歩きだしそうな感じです。これぞジャングル。
樹齢400年の盤根だそうです。江戸時代ころからあったってこと?
今はめっきり少なくなってしまったようです。
そして、この旅行に電子図書キンドルを持っていきました。なんとはなしにセレクトしたのが、『つるかめ助産院』小川糸。
小川糸の文体が気軽に読めるかなって思っただけで予備知識なしに買ったのですが、な、なんとみなみの島の助産院の話。すごいタイムリー。ストーリーがぐいぐい入ってきました。
失意の女性がみなみの島で子どもを産んで、自分の母や育ての母のことを考えて成長していくお話しです。みなみのおおらかさがよくでています。自分も行ってみて、人をつつみこんでくれるような、あっけらかんとした雰囲気を感じました。なんくるないさーーって言ってくれそうな。
でも、実際は物価は高く、台風の被害にも苦しめられているのでしょう。
つくかめ助産院の参考図書で友人の岡本正子さんの書いて本が取り上げられていた、なんかふしぎなリンクを感じいました。岡本さんは、食のアンソロジー「あまからすっぱい」シリーズを書く時にお会いして、お話しを聞かせてもらいました。そのアンソロジーは、6月発売。また、その時に。
蜷川監督がお亡くなりになってしまいました。
友人がゴールドシアターに入り、舞台を見に行く機会があり、世界的な監督なのに勝手に身近に感じておりました。
公演のため、パリやルーマニアにも行ったそうで、これからやる舞台の稽古も始めていたようなことも話してました。彼女のおかげで、ネクストシアター「リチャード二世」を見ることができました。斬新な演出で海のかわりのような大きな青い布が今でも印象に残っています。
まだまだ、そんな舞台を見に行くつもりでした。
「蜷川さんから舞台をとったら、なにもないのよ。普通のおじいちゃんにはなれないのよ」
その友人がふとしたところでもらいました。魂を舞台にあずけた方だったのでしょう。
天国で、大好きなシェイクスピアと語らっているでしょうか? どんな話をするのかな?
ご冥福をお祈りします。