赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

読書会『やさしい猫』

2022-11-17 08:57:28 | その他

昨夜の読書会の課題本は中島京子の『やさしい猫』

これはスリランカのクマさんといっしょに暮らしたいと愛をはぐくんだ母親を応援するわたしの物語。語り口がやわらかくて、子ども目線なのでとても読みやすいです。

読書会のメンバーの感想も好意的なものが多くて、この作品が好きになったわたしもうれしかったです。

ただ、入管の現実はもっと厳しいというのを聞いて、暗い気分になりました。

最近、畑に住宅が建つことが多い国分寺。どこも働いているのは外国の方ばかり。大変な仕事をされています。

そういうところで働く外国の人はがたいが大きくて、一見強そうにみえます。その横でヘルメットをかぶって、小さくなっているのが、現場監督のような日本の若い人だったりもします。

たいへんな重労働をしている外国の方が、不当に差別されないといいと思いました。

この作品、ひとつ、難をいえば、タイトルが内容とリンクしてるかといえば、ちょっとちがうような気がしています。

やさしい猫もでてきますが、それは民話の話で、実際の猫はでてこないのだから。

このタイトル案、べつになかったのだろうか・・・ってそれだけ思いました。

 

街は紅葉。寒くなってきましたが、まだ、お出かけが楽しい季節です。


おおぎやなぎちかさん、新刊『家守神』第三巻

2022-11-15 08:58:22 | その他

おおぎやなぎさんの家守神シリーズの新刊がでました。

家の古い品についてるつくも神が活躍するシリーズ第三弾。

今回は、家の外にとびだして、学校の事件を解決します。

なぜ、家守神をみえる人、みえない人がいるかのなぞにまでせまります。

シリーズとして、ますますもりあがっていますね。すっと読めて、おもしろかったです。

おおぎやなぎさんらしい、物を大切に思う気持ちが根底にあるのが気持ちがいいです。

 

話は変わって、娘がコロナになりました。会ってなかったのでわたしはセーフ。

娘は夫にうつすのを気にして、ホテル療養をえらびました。

「プレハブかもしれません」

といわれたらしいですが、いったのは、アパホテル。

とてもせまかったですが、テレビの画面は大きくて、お笑いライブをたくさん見たそうです。

症状としては、せきがくるしそうで、電話で話せないくらいでしたが、一週間の療養機関がおわって、おさまってきました。ほっ。

でも、わたしが予想するより、若い人でもコロナはしんどいようです。

うつす、とか、うつした、とか、そういうのも気になるしね。

ただ、副作用もあるので、5回目の接種、ためらっちゃいますね。わたしは・・・

コロナがまた増えると思うと、少し憂鬱です。

 


片山健の油彩画展

2022-11-13 07:27:01 | その他

吉祥寺美術館でやっている片山健の油彩画展を見てきました。

絵本の絵も油絵でかいてるんですね。それであんな、森も草もいきいきと力強く 生命力があるように書けるんですね。

小さな美術館で入場料は300円。でも、そのくらいがふらりといって見られるから、案外いいですよ。

なんと、おもいもがけない編集者さんと美術館のトイレでばっかり。少しばかりおしゃべりしました。

編集者さんは、いい絵を書ける人を日頃からチェックしてるんですね。

 

そうそう、表参道にあったクレヨンハウスですが、来月から吉祥寺にうつるそうです。

以前は、トムズボックスがあった吉祥寺の東急うら。コロナのあと、あのへんも淋しくなったけど、クレヨンハウスがくればもりあがるかも。

近くなって楽しみです。

井の頭公園にもいってきました。紅葉がはじまってました。

ぽかぽかとあたたかくて、人が多かったです。

 


しめのゆきさん新刊 くびびじんコンテスト

2022-11-10 18:27:01 | その他

しめのゆきさんが、新刊をだされました。

こわいがいっぱい おばけのはなし

幼年童話ですが、絵がいっぱいで絵本みたいな本です。ひとり読み初めての人にもおすすめ。

こわすぎず、ちょっとぞわっとする作品になっています。

二作品、のっていて、わたしは二作目のほうが好きかな。

余韻がある終わり方で、こわい話だけど、ちょっといいなって思いました。

 

コロナが増えてきて、不安ですね。インフルエンザの予防注射もわたしはまだ受けていません。

コロナもあるし、そんなに予防注射をうってもだいじょうぶか、何か心配で。

それにしてもコロナ、いつまで続くのでしょうか?