昨日の夜はオンラインでBEの読書会でした。
課題本は、津村記久子の『水車小屋のネネ』
読書会でしたが、わたしは静か……。読んでなかったから。長いぶ厚い作品なんですよ。
みなさんの感想を聞きたかったから、顔をだしました。Beは、本について本音でかたれる貴重な場ですし、作家たちの本の読み方はとても参考になります。
けっしてほめ合いじゃないのがまたいい。
表紙の絵がすばらしいと絶賛の声があがり、わたしもそれにはうなずきます。
感想を聞いたかぎりですが、何者かになりたくてあくせくするっていうのと、真反対のゆったりした日常が書かれているのかな……と思いました。これはファンタジーだという声もあがりました。こんないい人ばかりって、ありえないと。
そういいつつ、なかなかほめないメンバーも、今回の作品は好きだという人が多かったです。
地震に加え、政界のいやなニュースもあり、世の中信じられない中、やさしい世界、ひかれてしまいますね。
でも、これから読んで自分で感想を味わいたいです。読みたい本があるって、幸せです。
次の課題本は黒川裕子さんです。昨日は人数が少なかったので、次はたくさんの人の感想を聞きたいですね。