東北のくくりでの、楽しいアンソロジーが出版されました。
これは、東北の「おいしいもの」に関する作品が集まっていますが、ほかにも、まつり、ふしぎ、スイーツ、偉人、こわいなど、6っつのアンソロジーが出版されるようです。編著はみちのく童話会。
みちのく童話会、東北つながりの児童文学者の集まりで、精力的に活動されていますね。
今回の『東北おいしい物語』には、6つの作品がはいっています。東北6ッ県、それぞれのおいしいものが作品内にでてきます。
わたしな読んだ おおぎやなぎちかさんの『チームじょっぱり』は、青森県が舞台。方言がいい味わいをだしています。
じょっぱりって、楽しい響きですよね。
料理も、おいしそうですよ。ホタテの貝焼きにせんべい汁。食べたいって、よだれがでました。
とくにわたしはホタテがすき。
ほかにも、「戦うきりたんぽ鍋」など、おもしろかった~。
東北出身の人は読んでなつかしいだろうし、出身じゃなくても、東北の風を感じれますよ。
最後に漫画のページもあり、子どもたちも読みやすいと思いました。
みちのく童話会のみなさんのふるさと東北を思う気持ちが、伝わってきました。
さて、今夜は日本児童文学者協会のユースの会があります。人数、今までで一番集まってくださいました。
ゲストも二人、来てくれて、デビュー秘話などを語っていただきます。
きっと、楽しい会になると思います。