元旦、そして2日と九州は絶好の天気に恵まれて、今年は幸先が良さそうだと内心ほくそ笑んでいたら、なんと北陸地方で「大地震」・・、しかもよりによっておめでたい元旦に起きなくていいのに~。
被災者はじめ関係者の方々のご無事とご労苦をはるか遠方の地から偲ばせてもらいます。
さて「1年の計は元旦にあり」という言葉があるが、近年は情報が溢れるとともに世の中がハイスピード化になったせいか「そんな1年も先の悠長なことは言ってられないよ」とばかりに、かなり「死語」化しているように思う。
とはいえ、我が家の「時間軸」ではまだこの言葉が立派に生きているので、年頭にあたって今年の「音楽&オーディオ展望」を見渡してみよう。
ただし、オーディオの場合「オークション」で「掘り出し物」が見つかれば見境なくバッタのように飛びつくので「成り行き任せ」みたいなところがありますけどね~(笑)。
それでは、まずオーディオの微小電流を扱う音の入り口からいくと、
✰ 音の入り口
我が家の音の「入口」は現在「CDトラポ」と「You Tube」(「ブルーレイとテレビ」の2系統になっている。
このところ起き抜けに「ブログの投稿」作業をやっているのでシステムのスイッチを入れるのは朝食後にというパタ~ン。
2系統の内で首を傾げるほどの「音の差」はないので、どうしても便利さの方を優先して「You・・」が活躍しているかな。
たしかにハイレゾの時代に今さら「CDトラポ」でもあるまいと思うし、実際に高級な「CDトラポ」の新製品がまったく出回らなくなっている。
ただし、長年の習慣で「回りもの」が無いと寂しい気持ちがするのも事実なので(CDトラポは)新規購入はしないまでも故障したら即修理という態勢だ。
現用の「CDトラポ」はCECの「TL3 3.0」(ベルトドライブ方式)でほぼ満足している。もう1台の「ヴェルディ・ラ・スカラ」(dCS)の方は一昨年修理を終えて戻ってきたものの図体がかさばるのでスペアという感じ。
✰ DAコンバーター
周知のとおり、デジタル・オーディオの要となる機器である。
現用中の機器は4台あって「エルガー プラス」(英国:dCS) と「HD-7A192」(フェイズメーション)、2021年の夏に仲間入りした「A22」(GUSTARD)、そして昨年末に新調した「SMSL」の最新機種。
で、現在の主力となっているのは「エルガー・・」と「SMSL」で、電源コードに「ドミナス」(PAD)をあてがっているが今のところ満足しているので不変のままいくつもり。
✰ プリアンプ・パワーアンプ
音の増幅部分に当たるが、9台の中で今のところ不満なアンプはないし、性能的にもさしたる不満はないので新規購入はまったく考えてない。
むしろ、その逆でぼちぼち縮小整理する方向で考えているが、どれも愛着があってなかなか・・(笑)。
✰ スピーカー(ユニット+箱)
最後はオーディオの「華」ともいえるスピーカーで、これを代えると本質的に音が様変わりするので一番味わい深いところ。
ただし、今のところユニットは特に欲しいと思うものが無く、問題は箱である。
ぜひ、グッドマンの「AXIOM80」と「TRIAXIOM」の箱を板厚「1cm」の「楓」(カエデ)材で作ってみたい。
ほら、ヴァイオリンだって薄い板厚で共鳴させて美しい響きを出しているんだから、スピーカーも楽器の延長みたいなものだと考えれば理に適っている。
オーディオの最後に行き着くところは、「箱」であり、その「内容積」、「板厚」と「素材」そして「背圧の逃がし方」ではないかと常々考えている。
いわば「音の響き」の点において、いかなる機器を新調したり弄り回したりするのと比べて「箱の細工」を工夫する方が根源的に軽く凌駕している。もちろん「独断と偏見」ですけどね~(笑)。
いずれにしても、オーディオ機器の存在を意識させず、音楽に純粋に浸れるシステムこそが望むまれるところです。
そして、さいごに音楽展望だがもちろん「You Tube」が主体となり、膨大な音楽情報の中から我が家なりの小さな宝石を見つけていくつもり。
浜の真砂(まさご)は 尽きるとも 世に音楽&オーディオの種は 尽きまじ(笑)
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