「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

釣り紀行♯29~猛暑対策に恥も外聞もなし~

2008年07月17日 | 釣り紀行

7月1日(火)から早くも2週間あまり、釣り師は常に釣行のチャンスを狙っている!

先週(6日~12日)、たった1日だけ「午後の汐の具合」がいい日があったので、カミサンに釣りに行こうかしらんとそれとなくお伺いをたてたところ、「こんなに暑いと日射病になりますよ」と猛反対を受けた。

やむなく釣行を諦めたが、自分の身を心配してくれるのはありがたいのだが、どうやらほかにも理由がありそうで、それはどうも
釣った魚の後始末。夕食後にウロコをとって内臓を取り出す作業が大変難儀のご様子。(35年も一緒に住んでいれば裏事情はピンとくる!)

そうはいっても、今週(13日の週)は汐が絶好調でどの日を選んでも釣行にはどんぴしゃり。誰がどう言おうと絶対行くと決めて14日(月)にしようか、15日(火)にしようかと迷ったが、ナント15日は全国的に一斉休漁日。

当然、釣りのほうも自粛せねばなるまいと思い15日を避けて14日に決定した。また、カミサンには釣ってきた魚はご近所、知人に配りまくることを匂わせてようやくOKをもらった。

なお、この一斉休漁日の設定は全国漁連の掛け声のもとに全国すべての漁船が一斉に漁を休業し燃料費の高騰によって経営が圧迫されている漁業の実情をアピールする狙いという。当然のことながら漁獲量が減って魚の値段が上がるので消費者にとってはあまりいい話ではない。

しかし、釣り人にとっては釣った魚が多少なりとも希少価値を帯びるわけだからこれはこれで有利な話。釣り人を大切にする風潮になるやもしれず、さらにはもしかすると釣った魚を元手に「もうけ話につながりはしないか」と
”さもしい根性”をおこしてしまった。

「何かものごとが起きたときに、大義を考えずに真っ先に自己の損得を優先させる人間を小人という」と何かの本で読んだことがあるが、まさしく自分は・・・・・。

おっと、反省はこのくらいにして釣行の話へ。

この猛烈に暑い日に釣りに行くのだからそれなりの準備が必要。まず、水分の補給は絶対でペットボトル4本を携行。うち2本は冷凍庫に入れてカチンカチンに凍らせたもの。

それと顔が日焼けしないように(どうでもいい顔だが皮膚がんになると困る)頬かむり用として普通の長さ以上の綿タオル、それも紫外線に効果がある濃色系の紺色を巻きつけた。いわゆる
盗人(ぬすっと)スタイルというやつ。とにかくこの猛暑の前には恥じも外聞もなし。

いつもの釣り場に着いたのは10時前後。海辺では少しぐらい風が吹きぬけているだろうとの見込みはやはり甘かった。ジリジリと照りつける太陽のもと微風もない中での釣り開始。

と、どうやら魚のほうもこの暑さに参っているのかしらんと思うほど、サッパリ釣れない。それにエサ取りの小魚の方は凄い群れでこれではまったく釣りにならない。ポツリポツリと手の平クラスのクロ(メジナ)が上がる程度。常に良型を見るこの釣り場ではこういう状況はホントに珍しい。どうも土曜、日曜にかけて釣り人が大量にマキエをばら撒いた(?)ので魚が満腹のご様子。

「下げ七分、上げ三分」の釣れる汐どきのセオリーもまったく通用せず、状況は悪くなるばかりで20匹前後を釣ったところでやむなく場所替えをすることにした。いさぎよく見切りをつけるのも釣り技のひとつ。時刻にすると13時半前後。

次の移動先は昨年、型が悪いなりに行くたんびに大量に釣れた馴染みのF波止へ。釣り開始は14時30分ごろからだったが、何とここでははじめから入れ食い状態。同じ海域でも場所によってこんなに違う。

それに、いつもの釣り方をやめて、型狙いを主とした釣りをやってみた。始めに沖のほうに遠く仕掛けを飛ばしてそれからマキエを打ち、徐々に仕掛けをマキエの場所に引き寄せる作戦。この釣法は手返しには時間がかかるが型のいいクロほど出足がよくてマキエに早く到達するので良型がかかる可能性が高い。

そのうち、狙いが功を奏してこの日一番の良型がかかった。当初迷ったのだが手元にタモ網を準備しておいてよかった。やはりどんな釣り場でも
「なめたらあかん」。

                      

結局この場所でバタバタと30匹ぐらい釣れたが、この一番の良型を家に帰って計測したところ波止にしては上出来の520gあった。(右の写真)。全体では54匹で大型クーラーで6分目程度。(左の写真)

納竿は16時20分頃、日暮れになると大物が出てきそうな雰囲気で名残惜しかったがマキエも切れたことだしまあまあ納得のいく釣行だった。

それにしても今回は暑くて暑くて、用意していたペットボトル4本はすべて呑み尽くしてそれでも足りないくらいだった。次回は5本程度持って行くことにしよう。

なお、夜の19時30分からは今年の4月から地元自治会の役員(会計担当)をしているので校区の防犯パトロールに狩り出されて30分程度の行進の列に加わったが、朝から夜まで大忙しの一日だった。

と     き      2008年7月14日(月) 海上無風、午後から微風

と  こ  ろ      Y半島K地区神社横空き地 → F波止

釣 り 時間      10時20分~16時20分

汐            中汐(干潮:11時30分前後)

マキエ          オキアミ1角、ジャンボ2角、パン粉、集魚剤グレパワーV9

ツケエ          オキアミ

釣    果       クロ(メジナ)54匹

メ     モ       次回も暑さ対策に万全を。飛ばし浮きはGTRを使用のこと
              集魚剤はチヌパワーかV9か迷うところ
 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 愛聴盤紹介コーナー~ハ短調... | トップ | 釣り紀行♯30~他人が釣れた... »
最新の画像もっと見る

釣り紀行」カテゴリの最新記事