満つる月の如し

目覚めると、雨音がしていました。
久しく降っていなかったので、少々多めに欲しいが・・。


藤原道長の「この世をば　わが世とぞ思ふ　望月の　欠けたることも　なしと思へば」の時代、
宮中では策謀渦巻く権力闘争・・、一方、天災続きで民は飢えきっていた・・。

若いうちから類い稀なる腕を持つ仏師定朝・・、仏像に御仏を求めて苦悩し・・、ついに平等院の阿弥陀如来坐像を完成させる。

（13/09/21撮影）

よい本でした。
この作者（澤田瞳子）、もう一冊読んでみたい。
「火の鳥」の茜丸と我王も、もう一度読みたい。