(つづき)
歩き疲れか、神仏の信心が薄い為か、「釈迦涅槃像」のあたりから、集中力を欠いて何かやらかしそうな気配が漂い出し始めました。
フェリーの時間(21時55分発)まで充分な時間があるという意識が強すぎて・・、改めて確認すると、同行した友人と博多駅か天神付近で食事を一緒にと思っていた時間が取れなくなってしまっていて、天神デパ地下で弁当を買ってバスターミナルに行きました。
そして、切符を買ってバス乗り口を確認する所まで付き合ってもらった友人と、もう大丈夫と言う事で別れました。
少し時間があったので、待合室でスマホの歩数を見ると1万9千歩、もう少しだったなぁと思いつつ、少し嫌な感じがしました。
そして、事件が起こり(事件を起こし)ました。
バス乗り口に行って、小倉の字を確認して列に並び、乗車しました。
バスの中で、往きに聞いたような停車場をたどっているなと思いながら、少しウトウト・・。
終点が料金パネルに表示されるようになった時、「フェリー乗り場」じゃない・・、頭の中で血流が一気に勢いを増しました。
終点一つ前の停車場が「小倉駅」、一応運転手に確認すると、気の毒そうな顔で「10分後の便と乗り間違え」と言いながら、駅を通り抜ける徒歩ルートを教えてくれました。
実は、バスがフェリー乗り場まで来るようになるまでは、何度もフェリー乗り場と小倉駅間を歩いた事がありました。
足は疲れているけどフェリーの出発時刻まで余裕があったので、晴れやかな気分で乗り場まで歩きました。
フェリー乗り場では、朝降りたフェリーが待ってくれていました。
(22/05/16撮影)
そばで手持無沙汰そうだった作業員に話しかけると、「通常は2隻で運行しているが、年1回の点検時は発着時刻を変えて1隻で往復するので、船員も作業員も寝る間が無い。」との事・・、それは大変だ。
乗船券売り場で、同じ部屋の指定になっていたので、職員に「同じ船の同じ部屋で今朝着いたけど、大部屋に3名だった。」と話しかけると「今度も同じようなものですよ。」と返ってきた。金曜の乗船客はそこそこあるらしい。
そして、歩数を見ると、2万1千歩強・・、もう、この記録は破れないだろうなぁ・・。
余談
疲れていたので直ぐに眠って、夜中に目覚めて、激痛・・・、何十年振りかの「こむら返り」。
再発を心配(特に翌早朝の車の運転)しながら、ストレッチをして、お茶を飲んで眠って・・、セーフ。
翌朝の松山観光港。
(22/05/17撮影)
接岸作業。
余談2
本稿を作成途中、誤って投稿用画像を消してしまった・・が、ゴミ箱の中に残っていて、セーフ。
思い通りに進む人生なんて・・、ではあるが、・・・、最近、やっちまってしまう事が増えていると感じる・・。
(おしまい)
お疲れさまでした。ご無事の帰還良かったです👍
でもご無事で何よりでした(^^)♪。お疲れ様でした。
無事に帰還すると、直ぐに次の旅行の事を考えてしまいます。
先が見えるようになって、「おくのほそ道」の「予も、いづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」が浮かんでくるようになりました。