今日はJリーグのCS決勝の第一戦が行われていた。今回はS広島に対してG大阪が挑戦する形、Jリーグ自体には余り興味が無い私だがG大阪は私の勤務していた会社と関係が有り此れは見過ごす事は出来ずに横でテレビを映して居た。前半戦は0-0のスコアーで終始し余りテレビに集中して居なかったが後半戦が始まって15分頃にG大阪のFWの長沢駿がS広島のパスミスを見逃さずボールを奪い左足で先制シュートを決め手1-0とリードした。其れまでは他所事をしながら時々テレビを見ていたがこの段階でテレビの画面に集中し始めた。
後半34分頃に広島の浅野が右サイドから放ったシュートがガンバの左ゴールポストに当たり跳ね返った所をMFの柏がシュートしMFのドラグラスが頭で合わせて見事なゴールで1-1と並んだ。そして直ぐ後の後半36分頃に今度はガンバ大阪の遠藤のフリーキックから毀れた球を測った様にMFの今野が合わせてゴール・ネットを揺らし勝ち越しゴールとして2-1とリードした。此の段階では試合内容はガンバ大阪に分が有る様に思われ「この試合はガンバの勝利だな」と思い始めた後半のロス・タイム5分に成った頃に神懸かりの広島の反撃が開始され先ずDFの佐々木がヘディングでゴールを割り2-2と同点で並びロスタイムの残り時間が無いので延長戦かな?と思った直後に広島のMFの柏が決勝ゴールを決め勝ち越した。
前半はテレビが映って居ても画面を殆ど見て居なかったが後半が始まり最初の得点が入った34分過ぎからはスリリングな試合展開と成りテレビ画面に釘付け状態と成り久々の集中力のある試合内容に堪能した。勿論私としてはガンバ大阪の応援をして居たが流石に前、後期で総合一位で終えた広島、3位で終えたガンバ大阪には負けられない意地と底力を見せ付けた其の集中力に脱帽した。私が見た最近のサッカーの試合としては5本の指に入る名勝負を見られた事は本当にラッキーであった。