黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 今日は台風時の小型非常用電源を用意した。

2023年06月22日 | その他

 

    

 

 

 今年も此の時期に成ると日本列島に上陸したり近海を通過する台風の事が心配に成る。此の台風接近時には其の風雨の影響に寄りたびたび停電が発生する。処が我々の日常生活で電気に依存する商品は結構多い。此れ等の電気商品は非常に便利な物だが其れ等はひとたび電気がストップして仕舞うと全く役目が果たせずお手上げ状態と成って仕舞う。

 

 其の電気商品の中で日頃の日常生活で一番影響を受け困るのは冷蔵庫だろうか?何せ最近の冷蔵庫は大型化され各家庭の冷凍冷蔵庫の中には沢山の食品や食材が詰め込まれ、此れらは停電した以後は温度管理が出来なくなる事から長時間に渡って停電状態が続くと深刻な問題と成る。

 

 我家には移動運用に使用していた小型発電機が有るが私が無線の移動運用を全く遣らなくなった事から此れを利用した非常事態に対する発電設備を昨年構築したが発電機の排気ガス対応で其の設置場所は屋外に成らざるを得なかったが此れは思わぬ問題点が有った。停電は可也風雨が強まった段階で発生するので其の段階で発電機を駆動する為に屋外に出る事は危険が伴うので余り現実的では無い事が解った。

 

 実際、停電が発生すると一番困るのは台風の進路や風雨の強さなどの台風情報源と成るテレビが停電に寄って見られ無く成る事だがテレビを動かす程度の電力ならバッテリーとDC~ACコンバータの組合せで十分な感じ、今日の昼間は雨が降り続いて居て外の畑作業が全く出来なかった其の暇を利用して小型の非常用電源を作ってみた。

 

 机の下に置いた写真の無線機用のDC電源(最大電流容量30A)にバッテリー・セパレーターを介して12V用バッテリーを接続し無線運用時には常時充電状態とし其のバッテリーにはDC~ACコンバーター(300VA)を接続し非常時にはコンバーターの電源をスイッチを入れるとAC100V電源と成り小型のテレビや照明機器だと十分に動作させる事が出来る。(セパレータの使用目的はバッテリー充電方向に動作するがDC電源オフ時に無線機やDC電源側に電流が流れバッテリー上がりを防止する役目を果たす。

 

 此れ等は全て以前の全国に向けた無線移動運用中に使用して居た物を流用したので今回は費用は全く掛からず一寸した遊び心で試みた。此れで容量が足らない場合は同じく移動運用中に使って居た12V用の150AHのバッテリーが2個有るので此れを流用すれば電源容量的な問題は無く成るが此れ等の登場は多分必要は無いと思われる。

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