黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 田舎生活だと修理部品の入手方法や送料問題が・・・・・・

2025年02月03日 | その他

 

 昨日の午後に在る近所の方から『電気機械が動かなく成ったので診てくれないか?』と頼まれた。その方は私が電気関係の仕事をしていた事を知って居たので気軽に声を掛けたのだろうが?電気関係の仕事をして居たとは云え何でも解って修理出来る訳では無いので躊躇したが状態を確認せずに直ぐに断る事は出来なかったので『私で対応出来るかどうかは解らないが一度診てみます。』と返事した。

 

 現場に行くと農機具等を保管する倉庫の一角に現物が有ったので電源スイッチを入れてみたが電源が入った事を知らせる表示ランプが点灯しないので先ず最初に電源部を開けてみたら単相200Vの機械でボックスの裏手に取付けられたヒューズ・ホルダー内に入って居た管ヒューズ(250V 10A容量)が2個、溶断して居た。

 

 此の管ヒューズは一般電子機器等に入って居る管ヒューズ寄りは一回り大きくて余り見掛けない物だし此処らのホームセンターや電気店には常時、在庫して居る様な代物では無かった。仕方が無いので取敢えず『何故 ヒューズが飛んだのか?』を調べる為に電源ボックス以後の回路をチェックして居たら制御回路内での問題では無く電源ボックスを出て制御回路に繋がる平行リード線がネズミに齧られてショートした様な形跡が有ったので『多分 此れは平行コードの手直しと管ヒューズを交換すれば治るのでは?』と思われた。

 

 然し此の段階では管ヒューズの品番が解らなかったので容量規格と管ヒューズのサイズを実測してインター・ネットで検索したら写真等から此のヒューズがFGL-10である事が解った。念の為に近所の電気屋さんに問い合わせをしたら在庫は持って居ないし余り聞いたことが無い品番との事、実は私も此のタイプの管ヒューズは見掛けた事が無かったのでインターネットで入手する事にした。

 

 インターネットで品番を打ち込み検索を懸けたら販売先が直ぐに解ったので注文画面に進むと5本組で1100円でのパック販売(必要個数販売は無い感じ)のみ此れは修理には必要なので致し方無いのだが送料が何と880円也、小さい部品なので定型外で郵送してくれれば有難いのだが此の対応は駄目な様で取敢えず注文はしたのだが管ヒューズ2個の交換で1980円の費用は痛い。(私には何も腹が痛む事は無いがヒューズ交換で此の費用が掛かる事の説明と、相手がどう思われるか?等と考えると煩わしい。)何せ田舎に住んでいると此処等の部品を入手する段階の送料が部品代よりも高く付くケースが結構有り自分の物だと仕方が無いと割り切れるのだが相手様(特に身近な素人方からの依頼の場合)が有る場合は気を遣う事に成って仕舞う。

 

 今回の問題の機械は農作物の大きさを自動選別する機械の様で製作もメーカー製では無く器用な人の手作り製品か?銘板が無いので修理依頼元も解らなかった様子・・・・・・・私も最初から受付なかったら良かったのだが知り合いの方で日頃、お世話に成って居ると、むげに断る事も出来ずに此処等が前記の部品入手の送料問題と同じで田舎の生活での悩みの種と成って居る。

 

 

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