今日は屈斜路湖畔のホテルを出発し知床半島に向かう日、昨日は摩周湖の第一展望台近くでは視界が10m程度で3~4m先までの道路のセンターラインが漸く見える程度で車は徐行で進む状態に女性人は恐怖に陥っていた。私も此の道を十数回通ったが今回ほどの濃霧は初めての事であった。
明けて朝の摩周湖第一展望台のライブカメラの映像をインターネットで確認すると霧が発生していたが「折角、北海道に来たのだから摩周湖を見ずに帰る訳には行かない」と可能性は可也低かったが女性人に勧めたが昨日の状態にびびってしまって行きたがらなかった。
ホテルから距離的に近い美幌峠もライブカメラの映像は真っ白状態で下界は見えない感じで仕方なく予定を早めて知床方面に向かう事にした。午前中に知床峠に向かったが此方も霧が立ち込めて羅臼岳どころか20m先が全く見えない状態で今回の各観光スポットでは散々な目に・・・・・・
知床のウトロでは青空が広がって居たので「知床クルージング」だけは心配ないと思って居たが出港してカムイワッカの滝を過ぎた辺りから強風で可也の波を被ってお客さんは殆どがずぶ濡れ状態に成って途中で帰港する状態に成った。その間、殆どの乗客は下の船室に逃げ込んだが私達を含む7人程度が最後まで残り頑張った。昨日は摩周湖の周回道路であれ程ビビッて居た二人もずぶ濡れに成りながらも「面白い、面白い」を連発して、今までの観光地では散々な状態であったが、今回の知床クルーズだけでも北海道に来た値打ちがあった事と途中で引き返したので(殆どの場所は見れた)払い戻し金があった事で大喜びしていた。