此の一週間に当局のFT8モードの専用機であるIC-706MKⅡG(16年間使用)のファイナル石が遂に御臨終に成り交換部品の入手が直ぐには困難な事でFT8運用が出来なく成って仕舞った。
此の故障でFT8運用が出来なく成った事は私にとって可成りのストレスに成ったので応急対応として可成り古いタイプのアイコム・トランシーバーのIC-746を入手して運用を開始したが何と此の無線機も二日間は如何にか動作していたが3日目の朝一番から殆どパワーが出なく成りアウト状態に!私は此のダブルパンチで意気消沈・・・・・・・
然し此の侭の状況だと現在、私が一番気合を入れて居るFT8モードの運用が出来ないので別の専用機を見付ける為に数日前から無線機のオークション・サイトと『睨めっこ』を始めた。何せ私は年金生活の身なので新品の無線機は勿体なくて手が出せないし、もし壊れれば捨てれば良い程度の物を最初に物色したが矢張りFT8用のIFとの接続や設定の事を考えると3万円以下で正常動作品を落札出来る機会は少ない。其れと私のFT8運用上の拘りから送信時のモニター機能が有る事、送信出力を前面パネル面のVRで直接増減出来る事は外せない条件に成って居るので此の機能が有る無線機の中古だと4~5万円クラスに成って仕舞う。(FT8専用機であったIC-706MKⅡGは此の両機能が無く、パワーの増減はメニューSW,ファンクションSW,メインダイヤルで可変せねば成らず運用時に非常に不便であった。)
以上の事を考慮に入れた私の独断と偏見に満ちた中古機種選びで対象と成るのはアイコムではIC-756~IC-756PROⅡかIC-746~の後継機種に成り、ケンウッドと成るとTS-850か以降の機種、TS-690やTS-450も辛抱の為所だが残念ながらプリアンプ機能が無いのでDX局との交信には一寸物足らない感じで今回は却下(以前はTS-690を使用して居た。)、八重洲は個人的な拘りから私の選択肢には入らない。然しこれらの機種で動作状況確認済みの物と成ると5~8万円程度の出費は覚悟せねば成らない。
然し此の中で最近の新スプリアス規制に対応出来て居る機種は殆ど見当たらない。(現在は猶予期間か?使用には何ら問題は無い。)然し現在は使用に問題が無くても此れから先に何時どのように制度が変わるかも解らないので1台位は此れに適合した機種を持ちたいもの等と色々考えて居たら前々から欲しかったアイコムのIC-7300が段々とクローズ・アップして来た。然し人気商品なのか?中古市場でも7万台を切っての落札は余り見当たらない。
中古機種で此れほど高い金額を支払って入手しても万一故障(此の1週間で2回も地獄をみた。)でもしたら更なる出費を伴う事を考えたら(新品でも10万円前後で購入出来る。)可成り貧乏性の私でも中古機種の選択は無く成り、先ほど『清水の舞台から飛び降りる気持ちで』購入ボタンをぽちっとクリックして仕舞った。此の機種の発売が発表されてから可成りの年数が経過し其の途中で購入するか如何かで悩み最終的に『年金生活の身では勿体ない!』と此のクリックを諦めた回数は十数回に及んだが遂に其の思いに限界を感じて今回は思い切って購入を決めたので2~3日後くらいに無線機が届いたら直ぐにFT8モード運用にカムバックする事にして居る。