継続の大事さ

　今年の正月明けから始めた英会話の勉強のレベル１を何とかクリヤー出来たと自己判定した。海外との交信にはラバースタンプのＱＳＯと言えども少しは英語力が必要で有る。私は２０代の初め頃より「ＤＸ　ＱＳＯ」に興味を持ち遣り始めたが英語力が無いので海外と交信すると言っても最初の方では他の局との交信を確りと聞いて相手の名前やＱＴＨ等の情報を保々全て確認してから呼掛けて通り一辺倒の事を一方的に送り其れが終ればファイナルを送り即座に引っ込むパターンを繰り返していた。


　しかし此のパターンのＱＳＯを何年も繰り返して居るとやがて行き詰まりを感じ２０代の半ばにはリンガフォンと言う英語教材を買求め（当時６万近くした教材）勉強を始めたが元々学生時代から英語は苦手で嫌いな科目だったので１ヶ月もしない内に嫌気がして長続きせずに中断し、其の後に時々に思い立っては再開して又中断を繰り返していた。しかし何十年の間、ＤＸ通信を遣って居ると通り一辺のＱＳＯでは物足りなく成り自分でＣＱを出して相手の方から呼掛けて貰う交信形態を段々と遣ってみたく成った。元々私をＤＸ通信に引き込んだ師匠は何時も酒が入ると「ＤＸを遣るのならヨーロッパやアメリカ方面の局は此方から呼掛ける相手では無く呼ばせる相手だ」が自論で有った。私は其の師匠が現役時代にバリバリと海外の局と交信しているのを聞いた事は余り無いのだが世間の噂では可也遣って居たらしく其れを神の如く信じていた。


　海外との交信と成るとＳＳＢモードよりはＣＷモードの方が簡単な設備で交信出来る確率が高いので学生中に電信級の資格は取得したが私は如何もモールス信号には馴染めずＳＳＢモードでの運用に終始していた。そしてＤＸ通信の世界にのめり込めばのめり込む程に英語の語学力の必要性を痛切に感じ過去に何十回と無く英会話を勉強しようと試みたが毎回短期間の内に挫折して仕舞い長続きする事は無かった。しかし今年の正月明けに趣味でヘリコプターの操縦免許を取る為にアメリカに行った事のある従兄弟が使って居た英会話の教材を貰い受け少し聞いて居たら以前に使用して居た教材よりは解り易かったので久振りに英会話の勉強をせねばと強く思う様に成り毎日聞く様に成ったが？勉強等とかしこまって始めると以前は中々長続きしなかったので偶々、同時期に始めて居た健康の為の散歩の時間帯を旨く利用する事に気付き実行する事にした。毎日の散歩で歩く距離は５～６Ｋｍ位で其の所要時間は１時間程度掛かる。其の間は何もする事が無く歩くだけの単調な時間、其処で教材をデジタル・メディア・プレイヤーに録音し此れを聞きながら歩く事を実行する事にした。


　此れは思った以上に旨く行き、英会話の勉強をすると言うより英会話教材をＢＧＭ替わりに聞く感じで気軽に抵抗感も無く取組む事が出来て「三日坊主」の性格の私でも間も無く保々１年間続けた事に成る。憶える速度や効率は悪かったが語学勉強は繰り返しの継続が一番重要な事を実感した。此の教材では普通の人で約３ヶ月位で一段落が標準の様に書いて有ったが私の場合は４倍近い日数を要したが此れは個人の能力や年齢的な問題も有るので一概に判断する事は出来ず継続出来た事が一番大事と言う面では良かったと思って居る。このレベル段階ではアマチュア無線の交信に大きく貢献するとは思えないが何と無くＱＳＯ中の怖さは無く成って来て「恥をかきながらも如何にか成るだろう？」と思えるように成って来た。レベル２の教材は可也前から購入していたが中々先に進めなかったが来年からは漸くレベル２の教材に挑戦しようと考えて居るし何より１年間継続出来た事により少し面白く感じ始めたので今後も段々とレベルアップをしたいと思って居る。しかし此の教材はレベル５まで有るので中々先は見えないが漸く英会話のスタート点に立てた様な気がする。


　　

無線の方も聞えない事にはどう仕様も無い。

　今日は日曜日なのに久振りに海外との交信実績が無しで終った。ハイ・バンドの２１Mhz帯は少し海外局が聞こえて居たが殆どが最近に交信済みで呼掛ける事が出来ずに終った。週末から確か「ＡＲＲＬ　１０ｍ　ＤＸ　ＣＯＮＴＥＳＴ」が開催されていたが当局のアンテナでは殆ど聞えず冷かしの参加も出来ずに今日は終日コタツに潜り込みテレビを観て過ごした。遣らねば成らぬ事は沢山有るのだが最近は何事にも余り力が入らず怠惰な日々を送る生活を続けて居る本当に困ったものだ。

今日は注文品が入荷した！

　　　　


　ＩＣＢＭの高圧整流用に使用する計画のダィオード・ブロックの電流容量が思いの他少なかったので安全性を重視して１０００Ｖ　６Ａの定格を持つダィオードを一辺に２０個シリーズ接続したブリッジ整流回路を採用する事に決めました。其の為には各ダィオードに掛かる電圧を均等化する為の抵抗が必要に成るのだがその手持ち在庫が無かったので先日注文する事にした。此の抵抗は４７０KΩの３Ｗ抵抗を使うが徳島の片田舎ではパーツを販売する店舗が少ない上に価格的にも可也高いのでインターネットの通販を利用する事にした。先ず最初に調べたインターネットのオークションでは同抵抗は１個が３０円～４０円程の価格で１００個を購入しても３０００円以上する事に成る。其の上に送料が必要に成るので私が思って居た以上の金額に成る。一昔前だと１個が１０円程度で購入出来ていた様に思ったのでオークション抵抗部門を最後まで徹底的に調べて漸く１００個で７８０円（送料込み）を見付けて発注を掛けた。


　其れと同時にＩＣＢＭの電源スイッチを入れた時の１次側の突入電流を軽減させる為に主回路のＡＣラインに２５Ω程度の抵抗をシリーズに入れて此の抵抗で突入電流の過渡現象を押さえた後にリレー接点に寄って抵抗をショートして通常動作に入る回路を採用する予定で其の肝心の抵抗も注文する事にした。此の抵抗は抵抗値が２５Ωで対電力が最低でも１００Ｗ程度の物を使用する。


　此の抵抗もワット数が大きい物が必要に成り手持ちが無い為に通販を利用する事にしてオークションで検索を懸けたら今回は一発で目的の部品を見付ける事が出来た。抵抗値が小さいので汎用性の関係から１００Ｗと４００Ｗが見付かり価格は８００円と１０００円で殆ど値段差は無いが個体の大きさが随分違う為に送料がユーパックに成るらしく送料が倍以上に成る為に１００Ｗタイプを注文したが（写真の抵抗）今日に商品が届いて現物を見た時に４００Ｗの方を選択すべきと少し後悔したが定格的には問題は無い。此れで電磁接触器やディレータイマー類も各種揃って準備体制は段々と整っている。


　　　　　今日の交信実績

　　４Ｚ５Ｍ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）　　　　　　ＯＭ２ＶＬ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）　　　　　ＨＧ５ＤＸ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）


　　Ｚ３９０ＩＡＲＵ（７Ｍｈｚ，ＣＷ９　　ＫＫ６ＮＯＮ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）　　Ｖ８９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）


　　Ｐ２９ＬＬ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　　　　ＪＴ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　　ＹＵ２７０ＡＪＭ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　　　　　　

夜中の大きい物音に驚く！

　今朝の２時頃に突然ドカーンと大きい音がして飛び起きました。何事かと思い外を見たら何やら庭先に棒状の物が落ちていました。しかし強い雨と強風が吹いていた為に身の危険を感じて外に出る事は出来ずに其の現状と原因を知る事が出来ない為に些か興奮して寝付く事が出来ずに其の侭に無線機の前で一夜を明かす事に成ってしまいました。そして外は明け方まで小台風並みの風雨が衰える事は有りませんでした。


　夜が明けて風雨が少し収まった所で落下したものを確認したら二階の窓上のヒサシ部分のトタン屋根部分の出っ張り部分を押さえて居る根板が朽ちて幅が３ｃｍで長さが２ｍ長位のトタン板が外れた物が地面に転がっていました。大きい音がしたのは其の部分が１階の屋根部分に落ちた時に出た物音で落ちた物は大した事では無かったが私達が寝ている真上の屋根部分に当ったので大きい音に成った様子、外れた場所は私で十分に直せそうだが高さが５ｍ強有り足場を作らないと安全な修理作業は出来そうに無い感じで此れは一寸面倒な事に成ってしまった。そして此れは近日中に直さねば成らぬ事に成ってしまった。

　　
　　　　今日の交信実績


　　Ｒ２０１５ＢＰ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）　ＳＶ１ＮＪＡ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）　ＳＸ９０ＩＡＲＵ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）


　　ＵＡ５Ｃ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）　　　　ＬＹ２ＭＭ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）　　ＫＨ０／Ｆ４ＨＥＣ（７Ｍｈｚ，ＳＳＢ）


　　Ｒ１８ＫＤＲ／０（７Ｍｈｚ，ＣＷ）　　ＣＯ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）


　　ＸＲ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）

今日は２１Mhz帯でカリブの信号が聞えた。

　今日は朝から曇天の空模様で昼からは雨が振り出しそうな気配がした。昨日からの天気予報に寄ると金曜日は此の時期には珍しい大雨になるらしい天気予報が流れて居たので少し前にタワーの最上部から道具を落してセメント瓦を一枚割って仕舞い補修した場所が気に成ったので点検の為に我家の屋根に上がった。補修は瓦用セメダインで割目を接着していたので其の接合面が旨く接着されて居るかどうかの確認であったが一応問題は無い様であったが全体を見渡すと築３５年近く成り屋根瓦は本瓦では無くセメント瓦なので苔が生えたり色々と手直しの必要性を感じた。そして全体を点検中にポツリ、ポツリと雨が降り出し其の後は終日の雨降りと成り現在も強い雨足で降り続いて居る。


　雨に成るとする事が無いので今日は終日無線機の電源は入りぱなしの状態だが海外の電波は思いの他聞こえ無かったが其れでも２１Mhz帯だけは中米とカリブ海の一部が聞えて数局と交信する事が出来た。帯用の写真で目視出来る黒点は薄い黒点が数箇所だけ其れでもＳＳＮちは７０台の後半で昨日よりは３０程度アップしたので週末は少し期待が持てそうな気配がする良く成ってくれれば売れしいのだが？


　　　　　今日の交信実績


　　ＺＦ２ＡＨ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　　Ｗ７Ｐ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　ＰＪ２／ＮＴ６Ｘ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）


　　ＺＦ２ＡＨ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）　ＨＰ１ＲＮ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　ＨＳ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）


　　Ｂ９０ＩＡＲＵ（２４Ｍｈｚ，ＣＷ）

散歩コースで初めて見る風景

　　　　　


　今日は久振りに真っ青の青空が広がり小春日和の様な暖かい天気に誘われて２時頃から２時間程を掛けて何時もの散歩コースをゆっくりと散策した。暖かったので何時ものコースには河川敷の少年野球の練習が有ったりラジコン・ヘリコプターの飛行練習を楽しむ者が居たりで何時に無く賑わっている感じ　其の中で河川敷の一部で酪農用の牧草の収穫をしている御夫婦が居たので写真を撮って来た。


　北海道では良く見られる景色だが私が行く地元の散歩コースで此れほど大きい牧草のロールと其の作業をする特殊車両を見掛けたのは今回が初めてで阿南市の中にも此れ程の機械を保有して酪農経営をしている農家がある事に少々驚き其の作業に興味が湧いたので其の一部始終を草が刈取られた土手に腰掛けて暫く見学して楽しんだ。


　　　　今日の交信実績

　　ＫＣ１ＸＸ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）　 ＥＮ９０ＩＡＲＵ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）　 ９Ａ２Ｇ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）


　　ＵＲ９ＩＤＸ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）　ＥＮ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　ＯＨ６ＨＶ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）


　　ＳＸ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）　Ｄ０Ｙ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　ＲＺ６ＡＯＵ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）


　　ＹＢ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　ＥＮ９０ＩＡＲＵ（１４Ｍｈｚ，ＣＷ）　ＥＲ１８ＫＤＲ（１４Ｍｈｚ，ＣＷ）

近隣の国との御付合いに関して

　此処数日の海外向けのコンディションは良く無く期待の２１Mhz帯でもＥＵの一部からしか信号は聞えずさびしい状態が続いて居る。昨年の此の時期には２４Mhz帯が結構開けて居たので夕方の１６～１８時JST頃は必ず此の二つの周波数は注意して聞くのだが特に２４Mhzは連日殆ど信号は聞えない。其の中でも矢鱈と聞こえて来るのは・・９０ＩＡＲＵの信号で特にロシアの局は同国の局のパイル・アップを受けて居るのをよく聞く、当局も最近は聞える局は選択せず片っ端から呼掛けるが韓国と中国は御国柄が余り好きでは無いので呼ばれれば満遍なく対応はするが基本的には此方からは呼掛ける事は殆ど無かった。しかしこれ程に海外からの信号が聞えないと「海外の局と１日に１局は交信しなければ」の思いから今回は此から呼掛けて仕舞い自分の信念の弱さに後で自分ながら呆れてしまう。其々の国に先入観を持つ事は良くないが両国の無線の上でのマナーは頂けない。二昔以上前のアマチュア無線の世界ではソビエト連邦（ロシア）の局のマナーの悪さと電波の汚さは有名で有ったが最近は電源事情が良くなったのか？顰蹙をかう様な汚い電波を聞く事は殆ど無くマナーも以前よりは良く成ったと思うが替わりに台頭して来たのが中国局のオペレート・マナーの悪さ！何処かで珍しい局が出現しパイル・アップが起きると必ず其の隣接周波数で運用し「隙有らばお客さんを取り込もうとする態度は」今の中国の外交姿勢と全く同じで如何仕様も無い。特に海外のＤＸコンテスト時等にはパイルアップを浴びている珍しい局が有ると其の周波数の上下１Ｋｈｚ前後には必ず中国の局が張付いて運用して来る。韓国の局はＤＸバンドに於けるＪＡとの問題は殆ど無いが矢張り一番近い国だけに７Mhz帯の運用では時として問題が有る。御互いに国同士の関係がギクシャクして居るので７Mhz帯辺りでも信号が強力な割には一部の局を除いては御互いに交信する事は無く韓国局は決まり切った周波数では交信中で有ろうが平気で交信を始める。韓国側にすれば７Mhz帯の大半の周波数をＪＡが占有しているので気持ちは解らない訳では無いのだが其の辺のオペレート・マナーは少し考えて貰えたらと思うのだが・・・・当然にＪＡの局も考えて対応しなければ成らないと思うのだが・・・・

　
　私の場合は其れ等の対応が煩わしいので韓国局が決まって運用する周波数には最初から近付かない様に注意しているので今まで無線の上でのトラブルは全く無い事と基本的に此方から呼掛けた事は一度も無い。兎に角、私は最初から関りたく無いのだ。しかし呼ばれた場合は応答しなければ相手に対しての礼儀に反するので気持ち良く応答してＱＳＯをして頂くが其れ以上でも其れ以下でも無い。そして流石にＤＸを遣って居る様な局にこの様な思いは全く感じないが相手も日本が嫌いなのだろう？ＤＸバンドでの韓国局との交信は不思議な程無い。世間一般に「全ての隣近所の御宅と旨くは御付き合いが出来ない」と言うが余りにも御互いが近いので日常での「粗が目立つ」と言う事なのだろうが？最初から関らなければ其の事は気に成らない。日本の外交も同じで何も此方から親密になる必要は無く期待せず普通に御付合いをすれば良いと思うのだが・・・・

　
　　　　　　今日の交信実績


　ＨＧ３０ＣＷ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　　Ｂ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　　Ｂ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）


　ＳＶ８／ＳＶ１ＪＧ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　ＳＶ８／ＳＶ１ＪＧ（７Ｍｈｚ，ＣＷ）　５Ｂ４ＡＩＦ／Ｐ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）


　　　

高圧整流ダィオード・ブロック此れが使えれば良いのだが？

　　　　　　


　最近のアンプの高圧を整流する部品は１０００Ｖ（３Ａ～６Ａ）の単体部品を何本かシリーズに接続して耐圧電圧の強化をしているが其の安全率は最低でも２～３倍は確保せねば成らない様に思う。トランスの二次側の出力電圧が４０００Ｖの場合は２倍の安全率で８本シリーズが必要だが２倍では些か不安？何せダイオードがショートすると即、４０００Ｖをアースに落す事に成るのでアンプの故障としては重大な故障となる。従って潜在的な不安を払拭すると成ると安全率は４倍程度は必要と考え最初の計画では耐電圧１０００Ｖで６Ａの定格のダィオードを一辺２０本シリーズ接続にするブリッジ整流回路を使用する事にした。従って高圧整流に使用するダィオードは全体で８０本が必要に成る。処がダィオードを多数シリーズ接続した場合には其々のダィオードの特性のバラツキが有るので一辺の個々のダィオードに均等な電圧を負担させたりダィオードをサージ電圧からの保護の目的で４７０KΩ程度の抵抗と耐圧１０００Ｖの０．００１ｕＦ程度のコンデンサーを其々に並列接続する必要が有る。コンデンサーは２００個くらい手持ちが有るので問題は無いのだが抵抗は２～３Ｗクラスが必要で此れは全く手持ちが無く購入予定で有ったがインターネットで価格を調べてみると結構高い物に成る。最近の回路は半導体使用が大半で其の回路構成からＷ数の大きい抵抗は需要が少ないのか？地元では手に入れる事が出来ずに通販を利用するのだが調べてみると一個当り３０～４０円位している様で１００個を送って貰うと５０００円札が飛んで行きそうな感じ　年金の其の日暮らしの浪人には一寸勿体無いので上の写真に写って居るダィオード・ブロックが何個か有ったのを思い出し探し出した。


　此れは写真の様に結構大きいダィオード・ブロックで放送局の中継地の送信機の三相高圧電源の整流用に使用されて居たのでサージ電圧的には問題が無い事は解っていたが問題は純方向の電流容量がどの程度なのか不明？其処でインターネットでも解らないだろうな？と思いながら型番の「１Ｎ６１Ａ１」で検索を掛けると既に生産中止の商品で有ったが流石東芝のマークは伊達では無く即座に定格を知る事が出来た。対電圧は３０ＫＶと想像通りで問題は無かったが順方向の定格電流値は単相で使用時は平均６７０ｍＡと表示され　此の平均と言う定格表示に一寸引っ掛りを感じてしまう。アマチュア無線での使用では（連続使用では無い）何とか使用出来そうな感じがするのだが最大負荷時には１．５Ａの電流が流れる可能性がある電源装置に使用するには自信を持って使用する事は出来ない。何方か解る方が居られれば教えて頂くと有り難いのだが？


　此の２個が使用出来ればケースへの組み込みは非常に簡単（スペースは取らずネジ止めしたら結線のみ）なのだが前記の様にダィオードをシリーズ接続でブリッジ回路にするには大きい基盤に穴あけと部品挿入、半田付けと１日作業と成るし何より其の基盤の取付けスペースの確保と絶縁処理が大きな問題で多分スタンド碍子で浮かさなければ成らず結構手間隙が掛かりそうで有る。しかしアンプの中で電源回路は一番重要な部分、如何なる過酷な条件の中でも故障しない確固とした物で無くては成らず其の点ではダィオード・ブロックの選択は確りした使用定格が解らねば難しい様に思える。


　写真右側の四角いダィオード・ブロックはコリンズのＴＲＣ－７５やＡＲＣ－７５に使用されて居るＤＣ出力２０００Ｖで１．５Ａの電流を取り出す三相整流回路、（実力は其れ以上）流石に軍用仕様（戦車や飛行機に搭載するプロト・タイプ）なので見事に小型に組み立てられて居る。此れは４極管を使用する場合はスクリーン電圧の整流回路に使用する目的で探し出した。可也錆びて居ますが問題なく動作する代物　流石にコリンズは素晴らしいHi

三極管のソケット見っけ！

　　　　　


　ＩＣＢＭのファイナル球はドライブ電力が多く必要な三極管よりはパワーゲインの有る四極管を使用し１００Ｗ以内のパワーで押し切れる球を使用したいのだが其の球のソケットが実家の作業所に有り事務所の鍵が解らず開けられないので（七年間開かずの部屋）三極管を使用する事も視野に入れる事にした。電波の質は言うまでも無くグリッド電流をジャカスカ流す三極管よりは四極管の方が遥かに良いが三極管には三極管のメリットが幾つかある。まず電源がヒーターと高圧回路で簡単、そしてグリッドを接地する為に自己発信の可能性が少なくマルチバンド化をした時の高い周波数も安定に動作し且つ面倒な中和回路も必要無く回路構成が非常に簡単に成る。反対に四極管はダイナトロン特性と言う厄介な問題とスクリーン電圧の安定化が必要でマルチバンド化すると成ると時として中和回路が必要な場合が有り高圧が印加されて居る場所で中和調整が必要で此れは結構面倒な作業が必要・・・・最終的に電波の質と大きなドライブ電力が必要な問題点を言わなければ製作する簡易さとコストは四極管とは比較に成らないメリットが三極管には有る。其れ等の事もあってか？メーカー製の真空管タイプのリニア・アンプは大半がファイナル球は三極管で四極管を使用した物は珍しい。


　其処で三極管も想定して昨日の夜にジャンク置場を漁っていたら埃まみれのソケットとプレートキャップと言うか？プレート電極が見付かった。しかし三極管を使いカソード・ドライブをすると成るとカソードを高周波的に浮かす為のヒーター・チョークが必要に成る。此れも確か２０年位前に買い求めていた記憶が有ったので探して居たら先日バリエルを見付けたタンスの別の引出しから今日発見した。


　ヒーター・チョークと言っても馬鹿に出来ないヒーターだけでも７．５Ｖの５０～７５Ａ（球に寄って違うが）位流れるので線径は可也太い物が必要で何より線を巻き付ける大きいフェライト・コアの棒材を見付ける事が中々出来ずに色々と探し回って価格を確認すると線を巻き付けた完成品を購入する金額と殆ど差が無かったので完成した物を購入した。２０年位前だと其の道の局とお付合いしていると自然に其の存在や販売先を知る事が出来たが最近は如何なのだろうか？此の様な部材や部品を販売するサイド・ビジネスを遣る店と言うかアマチュア局が殆ど居なく成った様に感じる。最近は半導体素子を利用した低電圧で大電流タイプのリニア・アンプがお金を出せば簡単に購入出来るので生命の危険と絶えず隣合せの高電圧（２０００V～７０００V）を扱うリニア・アンプの自作等は一部の人を除いて流行らない時代だし以前の様に誰よりも早く交信する事を手柄とし且つ誰よりも強い信号を出す事を旨とする「ハイ・パワー狂」が少なく成ったのか？其の様な部品の需要が少なく成って商売が成り立たず自然消滅して行った様に感じる。


　最近は時間を持余すとインターネットで真空管の型番を打ち込み検索をすると次々と内外のメーカー製は元より世界のアマチュア局のリニア・アンプの製作記事を閲覧する事が出来て非常に面白い特にアメリカとイタリアの局の製作記事は参考に成る事が多くすっかり嵌まり込んでいる。

今一盛り上がらなかった我家の忘年会

　今日は朝から家族総出で徳島市内へ繰り出して今年の忘年会をして来ました。此処２年間は阿波水軍の拠点の椿泊へ出向き一泊して水軍料理を楽しんで翌日の帰りには「かもだ岬温泉」（湯けむり対象温泉）にゆっくりと浸かって帰るのが我家の忘年会と決めていたのだが今年は其の民宿が火事に遭い現時点では再開されて居ないので場所を変えての忘年会と成った。朝一番は親戚のお見舞いに行き其の後の１１時３０分位から息子の知って居る場所で始めたが民宿で無いので一泊する事も無く美味しい昼食を食べに行った感じで今一盛り上がる事も無く短時間で引き上げて来た。


　家に帰り着いたのは３時過ぎコタツでごろ寝をした後、１６時過ぎから無線機のスイッチを入れて２１Mhz帯を聞き始めたらＥＵ方面の信号はさして強くは無かったが相手は週末の朝の時間帯に成る為にポツポツと聞こえている。聞える局は片っ端から呼掛けたが相変わらず電波は相手に届き兼ねている感じで応答率が悪く苦戦する情況で交信はスムーズに進んで行かないが２４Mhz帯を含め１０局程と交信した。２１Mhz帯のＥＵ方面に対するコンディションは１７：３０JST頃から緩やかに落ち始め１８：００JST頃にはフェード・アウトする感じでやがて聞えなくなる。西日本からのベスト・タイムは１６時から１７時頃の感じがする。ＳＳＮも４０前後の数値で太陽の黒点写真も薄い黒点が少し見られるだけの状態、此の時期のコンディションとしては寂しい限りである。


　　　　本日の１６：１５JST～１７：５２JSTの交信実績


　　　ＥＡ６ＡＬＷ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）　　Ｒ１９４１ＭＢ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）　　ＩＫ６ＤＴＢ（２４Ｍｈｚ，ＳＳＢ）


　　　ＬＺ２ＶＲ（２４Ｍｈｚ，ＳＳＢ）　　　ＬＺ３６２ＭＴ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　　　ＢＧ９ＨＫＰ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）


　　　ＲＵ３ＧＦ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）　　　Ｒ２０１５ＲＲ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）　　Ｔ７７ＬＡ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）


　　　ＨＢ９ＥＦＫ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）

面白い物が出て来たが目的には一寸不向きな代物

　　　　　


　今日もジャンク置き場を調べると私には記憶の無い物が出て来ました。多分工業用の高周波機械のＲＦ部分と思われるのですが結構良い部品を使って居ますが此れ又、一寸中途半端な代物、タンクコイルはタップの切替式に成って居るのでマルチ・バンドにする為にはバンド切り替え用の確りしたロータリー・スイッチが必要に成って結構高額に成るだろうし、一番問題なのはπマッチ回路？のバリコンがエアーバリコンでは一寸心許無い感じがする。同調時は問題ないと思うがり離調時やアンテナ切替を間違ったら一発で羽根と羽根の間でスパークしそうな感じがする。タンクコイルは水冷式か空冷式かは解らないがコイルの巻き始めの最初と最後にねじ山が切ってあり中は空洞でカップリングで接続すると　どちらにでも対応出来そうな感じがする。単一の周波数対応で負荷は決まり切った物だから（負荷の変動が少ないので）此の様なバリコンで如何にか持っているがアマチュア無線の様に周波数帯やアンテナの種類が絶えず変化する使用状態では少し扱いを誤るとトラブルの原因に成りそうな気がする。


　しかし１ＫＷ程度の出力なら此の部品セットに送受信の切替リレーを取付け若干の回路変更を加えて真空管を接続すればパイマッチ回路としては相当立派な物に変身するだろうが今の所は私の選択肢には入って居ない。しかし此処のバリコン軸の回転駆動にはモーターが取付けて有り其のギア駆動部分やストッパー装置には捨て難いものが有り、手持ちのバキューム・バリコン２個が旨く中に組み込めれば最高なのだが試しに実寸を当ってみたが如何も入りそうに無い。何れにしても「帯に短し襷に長し」状態か？もし使うと成るとファイナルが８８７７程度のシングル・バンド専用のリニア・アンプのπマッチ回路には持って来いの感じがする。しかし不思議な事に幾ら考えても私には自分で？手に入れた記憶が無いので誰かのジャンク部品を引取った時に紛れ込んで居たのだろうが？今日は此れを眺めて彼是と想像しながら１～２時間は幸せな気持ちに成れたが其の存在に気付くのが一寸遅過ぎた感・・・・此のジャンク品も「撫でて擦って眺めて終りで後は粗大ゴミ」の運命を辿りそうな気がする。


　しかし最初の写真のＲＦ信号のピックアップ部分はブロックとして独立しているので是非、計画している物には活用したいと思って居る。

数日振りの複数局との交信

　今日は朝からジックリと無線運用に取組み先週の「ＣＱ　ＷＷ　ＤＸ　ＣＯＮＴＥＳＴ」以来の複数局と交信した。


　ＴＸ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）　　Ｖ８９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＳＳＢ）　　Ｒ１７０ＧＳ／４（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）


　Ａ９１ＩＭ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　　　　　　Ｔ７７ＢＬ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　　　　　　ＴＣ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）


　ＳＸ９０ＩＡＲＵ（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）　　　ＲＴ９Ｋ／７（２１Ｍｈｚ，ＣＷ）

御歳暮の手配と「年末ジャンボ宝くじ」の時期

　１２月に入って年内に遣らねば成らない事を一つ一つ潰す様に処理している。例年だと年賀状の準備で忙しい時期だが今年、我家は喪中なので来年の年賀状は出す事が出来ないので１１月の中旬に喪中ハガキは既に出し、此の点では例年に無く順調に終わって居る。其れにしても今年は喪中ハガキが多く毎年年賀状の交換をしている２０人位の人達から「喪中の為に年末年始のご挨拶をご遠慮申しあげます」と喪中ハガキが到着している。例年だと１０枚位の喪中ハガキなのだが今年は約倍の数、私達の仕事上の先輩や同僚等に不幸は無かったが其の人達の両親と成ると既に可也の御高齢に（８５～９０歳位）成って居るので父君や母君の不幸の喪中ハガキが大半で有った。


　１２月に入ると日頃に交流の有る方々から御歳暮と言うか？其々の地方の名産物が届き始め此れは急がねばと本日は私も市内の大型店に向かい発送の手配に行って来た。元々、現役中に務めて居た会社は余り御歳暮や御中元の習慣は無かったので其の殆どは親戚関係と私達の結婚への労を頂いた仲人さん位で有ったが退職してから全国行脚を始めて各地の無線の上で御世話に成った方々の交流が始まり其れが現在でも続いて居る。大半の人が其々の地元の特産物を送って頂くのだが残念ながら徳島県は此れと言った特産物が無く強いて上げるなら「なると金時（サツマイモ）、スダチ、鳴門ワカメ、阿波地鶏（鶏肉）鳴門レンコン」等の食品類は有るのだが御歳暮として送るのには一寸問題が有る（食物は個人の好き嫌い有るので）果物としての「みかん」や「柿」等も有るのだが「みかん」と言えば和歌山県や愛媛県には一寸及ばない産地、柿は北海道の人には喜ばれるが全国の殆どの地区で採れる果物なので珍しさに欠ける。毎年、此の時期に成ると相手の家族構成や好みを想像しながら送る品物の選定に苦労をするのだが今回も二日間程は頭を悩ませた。


　基本的には御酒が好きな方は酒を送るのが一番だが其れでも日本酒、洋酒、焼酎、ビールと選択肢は広い、おまけに私自身が下戸と在っては本当に迷って仕舞いハッキリ好みが解らない人には無難なビールを送る事にしていた。娘婿は当然ビールは飲むだろうと毎回ビールを送って居たのだが飲んで居たのは娘ばかりで今年の正月に娘から電話が有り「毎年ビールを送ってくれるのは私としては有難いのですが主人は全く飲まないので受取人が主人である以上　他の物にして・・・・私の為に送ってくれて居るのなら其の侭でＯ・Ｋよ」と告白されたので今回は特性ハムに早速変更した。然程其の様に品物の選定は難しいが　だからと言って直接「お歳暮は何が良い？」等と不躾に聞く事も出来なく本当に迷って仕舞う。


　今回は、私の知る限り本人がお酒が好きな人には日本酒かビールをハッキリ好みが解らぬ人には奥様が好む様な洋菓子（各種プリンの詰め合わせ、ケーキ、アイスクリーム等）を送る事にして漸く手続きが完了して一安心したところ　後、年末までにする事と言えば「年末ジャンボ宝くじ」を買いに行く事くらいだろうか？年金の方も段々と先細りして行く中で「多分　今年も駄目だろう？」と思いながらも「一獲千金」を夢見て年末ジャンの宝くじの買う時期は何時が良いのだろうか？等と考えて居る。

Ｇ大阪とＳ広島の凄い試合

　今日はＪリーグのＣＳ決勝の第一戦が行われていた。今回はS広島に対してＧ大阪が挑戦する形、Ｊリーグ自体には余り興味が無い私だがＧ大阪は私の勤務していた会社と関係が有り此れは見過ごす事は出来ずに横でテレビを映して居た。前半戦は０－０のスコアーで終始し余りテレビに集中して居なかったが後半戦が始まって１５分頃にG大阪のＦＷの長沢駿がS広島のパスミスを見逃さずボールを奪い左足で先制シュートを決め手１－０とリードした。其れまでは他所事をしながら時々テレビを見ていたがこの段階でテレビの画面に集中し始めた。


　後半３４分頃に広島の浅野が右サイドから放ったシュートがガンバの左ゴールポストに当たり跳ね返った所をＭＦの柏がシュートしＭＦのドラグラスが頭で合わせて見事なゴールで１－１と並んだ。そして直ぐ後の後半３６分頃に今度はガンバ大阪の遠藤のフリーキックから毀れた球を測った様にＭＦの今野が合わせてゴール・ネットを揺らし勝ち越しゴールとして２－１とリードした。此の段階では試合内容はガンバ大阪に分が有る様に思われ「この試合はガンバの勝利だな」と思い始めた後半のロス・タイム５分に成った頃に神懸かりの広島の反撃が開始され先ずＤＦの佐々木がヘディングでゴールを割り２－２と同点で並びロスタイムの残り時間が無いので延長戦かな？と思った直後に広島のＭＦの柏が決勝ゴールを決め勝ち越した。


　前半はテレビが映って居ても画面を殆ど見て居なかったが後半が始まり最初の得点が入った３４分過ぎからはスリリングな試合展開と成りテレビ画面に釘付け状態と成り久々の集中力のある試合内容に堪能した。勿論私としてはガンバ大阪の応援をして居たが流石に前、後期で総合一位で終えた広島、３位で終えたガンバ大阪には負けられない意地と底力を見せ付けた其の集中力に脱帽した。私が見た最近のサッカーの試合としては５本の指に入る名勝負を見られた事は本当にラッキーであった。

小物部品が漸く見付かる！

　　　　　　


　２週間くらい前からＩＣＢＭの製作パーツ類を探して居たが其々の部品が色んな場所に別々に点在していたので見付け出すのに手間隙が掛かった。特にスタンド碍子と真空管のバイアス用のツェーナ・ダィオードを中々見付け出す事が出来ずにイライラして居たが漸く階段下の物置から発見し此れで殆どの部品が勢揃いした。


　パスコンに使用する小型で場所を取らないネジ止め式の小型のセラミック・コンデンサーや整流回路のダィオードに並列に接続したり各種メーターにパス用途に使用する半田付け用のセラミック用コンデンサーや高圧電源回路のブリッジ整流用のシリコン・ダィオードも見付け出したが高圧トランス出力電圧が４０００V近くに成る為に逆対電圧の事を考えると安全率を見てブリッジの一辺のダィオードは１０００Ｖ－６Ａ規格の物を２０個シリーズにする必要が有る様に思え最小でも８０個は必要と成るが（手持ちは５０個しか無い）不足分の３０個を至急注文して取寄せる事にした。


　大型の部品で見付け出せて居ないのは真空管ソケットと冷却用のブロアー位に成ったが此れ等が出て来たらＲＦ用のケースの形を決め各種パーツの実寸を測定してキャドで図面を書いて何処かに発注しようと思って居る。本体は標準ラックが有るのでＲＦデッキは其の中に固定する予定、トランス類だけでも重量は測って居ないので解らないが（一人で持ち上げられない）６０Kg以上は有るので総重量は軽く１００Kgを越えてしまいそうで完成の段階では我家の床の補強が必要かも知れない？但し完成すればの話だが・・・・