今年の四国は可也早めの『梅雨入り』と成りました。毎年此の梅雨時の長雨に寄って地面がジメジメして来ると我家に於いて1年間で一番嫌な時期を迎える事に成ります。
我家の場所は蛍が生息出来る様な自然環境に恵まれた場所(単なる片田舎と云う事)なのですが余りにも自然環境が良過ぎて?困った事に毎年必ず此の時期に成ると家の中にムカデが出現します。
此処数日間に及ぶ様な長雨に成ると土の中で過ごすムカデには生活環境が悪く成るのか?(土が湿るので居辛いのか?)何処からとも無く縁の下や家の外周近くで生息していたムカデが『此の湿気は如何も かなわん!』と何処か環境の良い所を求めて移動する様です。最近の此の1週間は降ったり止んだりの長雨が続いて居たので『今年も一番嫌な時期到来だな』と感じては居たのですが昨晩23時頃に就寝して02:30分ころに夢現の中で私の首筋辺りに何かが触れた様な違和感を感じたので『若しかしたらムカデかも?』と飛び起きて部屋の照明を点け洋間の出入り口の2箇所が完全に閉まっている事を確認した後に犯人探しに取り掛かりました。
最初は其の姿を発見出来ませんでしたが上布団に続いて下布団を剥がすと矢張り可也大きめのムカデの姿を発見!此の段階に成るとアドレナリン出まくりの興奮状態で『この野郎 生きては返さぬぞ!』とばかりに戦闘開始、相手も命が掛かっているので必死の逃げまくりを開始したが此方は適当なものが無かったので少し分厚い雑誌を使った叩き潰し戦法に出たが此の部屋は可也毛先の長い絨毯を敷き詰めた部屋なので其の毛先の隙間で此方の戦法が上手く伝わらず御臨終頂くまでに5~6分掛かった。
何時もなら火ばさみでムカデを捉えて外に出て足で踏み潰すか、ガスコンロで火あぶりの刑(火を当てると5~6秒で確実に御臨終)なのだが夜中で外は大雨だったので最初の方法は使えず、火あぶりの刑は後に嫌な臭いが残るのでパス、結果として一番オーソドックスな手法を選んだが御臨終頂くまでに5~6分を要した。
対応が終わった後は毎回の事だが其の侭 何事も無かった様に私は其の場所で寝る事は出来ずに遂に夜明けを迎える事と成った。其の過程で此の部屋は洋間で余りムカデがで出入りする箇所が無い筈なのに此処2年間は連続してムカデが出現するので『如何してだろうか?』と其の場所を特定し様と考えていたら最終的に無線アンテナの同軸取り入れ口位しか思い付かず、早速、此処をエアコン工事用のパテで確りと同軸ケーブル間の隙間を埋めて対応した。
1mm程度の幅のムカデの子供は蹴上がり窓のアルミサッシのコマとレールの狭い隙間から侵入する可能性は有るのだが今回出現したムカデは可也大きかったので此処からは無理、事件の起きた段階で此の部屋への出入り口ドア(2箇所)は完全に閉めて居たし洋間の壁は化粧版のベタ打ち状態なのでムカデが入れる様な隙間は無い。其処で此の時期、我家の部屋の中ではムカデに対して一番安全な場所と思えたので私は此の時期、此処で寝起きをしているのだが2年連続で此の部屋にムカデが出現するとは?
何れにしても首筋をムカデに遣られ無かったのはラッキー!此の家が建つ此の場所に対する私の不満は殆ど無いのだが唯一、此のムカデの訪問には毎回閉口している。此れも梅雨が終わり周囲がカンカラ状態に成ると全く姿を見なくなるが此の梅雨時だけは要注意!今年も此の緊張感は未だ少し続く事に成る。