河出の図説シリーズの一冊。手際よくまとめてあり、資料写真が豊富だ。モンゴルの簡単な歴史の流れがつかめるし、宗教都市としての町の出現や族長が活仏に変わるという流れなどが興味深い。司馬遼太郎も確か書いていたがチベット仏教の影響は善し悪し含めて多大なものがあるのだと推察できる。あとは、旧ソ連の影響つまり社会主義革命と社会主義政権の影響と、それからの民主化への変化が現在のモンゴルを生み出すという状態をこの小冊子で追いかけることが出来る。赤い英雄という意味のウランバートルの写真の変化が面白い。キリル文字のアルファベット?が判読できたら、少し理解が広がるのかも。
適宜差し挟まれているコラムも読ませる。
それにしてもモンゴル旅行から戻ってきて、まだモンゴルが離れない。夢まで見ちゃうよ。
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それにしてもモンゴル旅行から戻ってきて、まだモンゴルが離れない。夢まで見ちゃうよ。