道の横にあったケヤキの木が切り倒されていました。先の台風で幹が損傷してしまったので、やむなくの措置だったのだそうです。去年程ではなかったにしろ、やはり直撃台風というものの威力を感じさせられます。
切り倒されてまだ一日しか経っていないということで、周りにはまだオガクズが散らばっていました。しかし切り株を見ると、根が変わらずに水を吸い上げていました。写真を御覧になると(何かの動物の胚みたいに見えなくもない角度で撮ってしまいましたが…)、幹の外周の樹皮部分が濡れているのが分かって頂けると思います。
よく、梅の木や杉の木などの中身がスカスカになっても、樹皮部分のみが繋がった状態でちゃんと花を咲かせていたりしますが、この現象を見ると、確かに樹木というのは、樹皮部分さえ繋がっていればきちんと水分を枝葉に吸い上げることができるのだ…ということが分かります。
切らなければならない程の損傷を受けてしまったことは仕方ないのかも知れませんが、切られてもなお生きることを止めないケヤキの切り株に、心震える感動を覚えたのでありました。
切り倒されてまだ一日しか経っていないということで、周りにはまだオガクズが散らばっていました。しかし切り株を見ると、根が変わらずに水を吸い上げていました。写真を御覧になると(何かの動物の胚みたいに見えなくもない角度で撮ってしまいましたが…)、幹の外周の樹皮部分が濡れているのが分かって頂けると思います。
よく、梅の木や杉の木などの中身がスカスカになっても、樹皮部分のみが繋がった状態でちゃんと花を咲かせていたりしますが、この現象を見ると、確かに樹木というのは、樹皮部分さえ繋がっていればきちんと水分を枝葉に吸い上げることができるのだ…ということが分かります。
切らなければならない程の損傷を受けてしまったことは仕方ないのかも知れませんが、切られてもなお生きることを止めないケヤキの切り株に、心震える感動を覚えたのでありました。