こちらが『狛犬』

二の鳥居の向かって左側にいるこの鎮護獣が『狛犬』です。

何が違うのかというと、獅子に対してたてがみのカールが若干緩めだったりするのですが、最大の特徴は頭に角が生えていることです。実はこれがないと『狛犬』とは呼べないのです。

お近くの御社を御覧になってみるとわかりますが、実は意外とこういうちゃんとした『狛犬』さんがいる御社というのは、そう多くはありません。大体においては『獅子』が対でおいてあることが多いです（平塚八幡宮も一の鳥居の両脇にいるのは対の獅子です）。ですから、もしちゃんと角の生えた『狛犬』さんがいたら、それは実は結構希少な例かも知れません。

間違いやすいのですが…

今日は火曜日、平塚周りで二宮町に向かいます。その前に平塚八幡宮にお詣りに伺いました。社殿は以前にも撮っているので、今回は少し毛色を変えて二の鳥居脇の鎮護獣に着目してみました。

さて問題です。この動物は一体何と呼ばれているでしょうか？

『狛犬』と答えたアナタ、残念ながら違います。鳥居の横にいるのは狛犬だと思いがちですが、これは『獅子』です。二の鳥居の向かって右側にいる『阿形（あぎょう）』の獅子です。

この反対側に対をなしている鎮護獣がいます。それが…