新型コロナウィルス感染予防対策の緊急事態宣言が解除されることになり、徐々に日常を取り戻すような動きが出てきているようです。それでも、先ずは公共性の高い学校や図書館、美術館等から段階を経て開場されていくようです。
しかし、今日厚木の一番街を歩いていたら、どこよりも早くパチンコ屋が開店していました。
確か緊急事態解除は3つのステップを経ることとされていて
ステップ1…学校、図書館、美術館といった公益製の高い施設
ステップ2…劇場、映画館といった公共性の高い施設
ステップ3…カラオケボックス、ナイトクラブ、ネットカフェ、パチンコ屋といった遊興施設
となっているはずなのですが、緊急事態宣言解除の舌の根も乾かぬうちから『集近閉』の象徴的存在であるパチンコ屋が、あらゆるステップを蹴散らして早速ヌケヌケと営業を再開しているのは何故なのでしょう?
この光景を目の当たりにして思ったことがあります。
パチンコ屋が休業していたこの1か月あまり、厚木の街はそれはそれは静かでした。それが今日になってみると、ものすごく喧しくなっていました。つまりパチンコ屋ひとつ営業しているだけで、街中がこんなにも下衆な雑音に覆われるものなのだと気づいたのです。
まぁ開けてしまった以上どうしようも無いのでしょうし、こういう遊興施設に日参するような人々はある意味中毒なのでしょうから、どうにもならないのでしょう。せめてこういう遊興施設から再び新型コロナウィルス罹患者が発生してしまわないことを願うばかりです。