今日から小田原の小学校が冬休み明けスタートしました。久しぶりに朝早く着いた小田原駅は、無言で行き交う会社員や学生たちでごった返していました。
小学校に出勤する前に、いつも寄り道する華岳山福泉寺に向かいました。こちらには『小田原七福神』のひとつである『満願辯財天』が祀られています。
お寺に着くと
鳥居に松飾りがつけられ、御堂には普段はない五色幕が巡らされていました。鳥居をくぐると、朝のお勤めの直後だったのか香の薫りが辺りに漂っていました。
御堂の前には
御本尊の辯財天から伸びる五色の手綱が垂らされていました。コロナ禍以降、各地の寺社で感染拡大防止の観点から鈴や鰐口の綱が撤去されてしまっているので、こうした光景は久しぶりです。
御真言を唱えて堂内を観ると、普段は御顔の部分だけが少しだけ開いている内陣の扉が全開になっていて、
多くの眷属に囲まれた八臂の宇賀辯財天が御姿を現していました。お正月にこちらにお参りしたことがなかったので、初めてこの御姿を拝観しました。
小学校の昇降口が開くと、子どもたちが元気に登校してきていました。子どもたちは口々に冬休み中にあったことを報告してくれて、私は聖徳太子状態でそれぞれの話を必死に聞き分けていました(汗)。
明日からは給食も始まり、一気に通常モードに突入します。それでもカレンダーで日にちを数えてみれば、3月の終了式までは50日くらいしかありません。
コロナとインフルエンザがそれぞれにピークを迎えている中でもありますから、自身の体調に十分に留意しつつ任務に励もうと思います。