今日は、勤務先とは別の小学校の放課後子ども教室の日でした。今日は参加者が少なめだったのですが、それでも宿題をしたり工作をしたりして楽しく過ごしてもらえました。
《里の秋》を歌って子どもたちを下校させてから、小田原駅まで歩いて行きました。その道すがらに
『大工町』と書かれた石柱が立っています。
私が10代まで住んでいた茨城県の水戸市にも、『大工町』という区割りがありました。水戸や小田原をはじめとした城下町というところは一定の職業を一つの区画に固めて住まわせる傾向があり、大工町や寺町といった地名が現在でも残っているところが見受けられます。
水戸では『大工町=だいくまち』と読んでいたので、私は何の疑いもなく『だいくまち』だと思っていました。ところが、何気なく近くを確認してみたら
どうやら『だいくちょう』と読むのが正解らしいということに気づいたのです。
つい慣れ親しんだ呼び方で読んでしまいがちですが、何事もきちんと確認してみないといけないな…と、改めて思わされました。もう数十年小田原に通っていますが、まだまだ知らないことだらけです。