今日は昨日と打って変わって、真夏のような暑さに見舞われました。4月下旬頃の気温から一日で6月下旬頃の気温に一気に上昇したのですから、調子がおかしくなってしまいます。
そんな中、今日は低学年の子どもたちが自分たちの住んでいる町の様子を調査する『町探検』という校外学習に出かけました。私も子どもたちに同行して、交通整理や学習補助に当たりました。
その中で、たまたま近くにいた男の子が
「先生、この花なんですか?」
と質問してきました。何だろうと思ってその子の指差す方を見てみると
可憐なピンク色の花が咲いていました。
これはこの時期に道端や河川敷等でよく見られる花で、
待宵草の仲間の花です。その名は
待宵草の仲間の花です。その名は
『夕化粧(ゆうげしょう)』
といいます。
何とも優美な名前の花ですが日本の在来種ではなく原産国はアメリカ大陸で、明治時代以降に観賞用として輸入され広く分布しました。これから咲く
オシロイバナも『夕化粧』という別名で呼ばれることもあってややこしいため、区別のために『赤花夕化粧』とも呼ばれています。
花に関心を寄せたのが男子というのもまた趣深いものがありますが、その後も
道端のあちこちに咲いている夕化粧を見つけては
「夕化粧だ!」
と指差しながら楽しそうに歩いている姿は清々しくも見えました。
明日も暑くなるようです。明日はどうしても都内まで出なければならないのですが、さてどうなりますやら…。