朝のうちに降っていた雨も昼前には上がり、午後からは薄日も差すようになってきました。グラウンドが濡れていたので外遊びはできませんでしたが、それでも子どもたちは元気いっぱいに過ごしていました。
午後からは6年生の授業の支援に入りましたが、そこでまた《旅立ちの日に》の音取り練習につきあいました。以前と比べるとだいぶ暗譜もできてきて、声も出るようになってきていました。
はじめにパート毎に分かれて練習し、最後に合わせて練習したのですが、先週と比べると格段に上達しているのが分かりました。そんな彼らの歌声を聴きながら、後ろの方で涙腺が緩んでしまったことは秘密です…。
子どもたちを送り出して後片付けをして、来週の予定を担任とすり合わせてから退勤しました。小田原駅までの道すがら、ふと甘い香りが鼻先をくすぐったので
『もしや…』
と思ったら
やはり沈丁花でした。
この香りに春の到来を感じつつ、今の6年生たちと過ごせるのもあと2週間ほどになったことも実感しました。せめてもう少しだけでも、彼らとの時間を大切にしてみようと思っています。