先日、東京都でのソメイヨシノの開花宣言が出されましたが、今日になって神奈川県でのソメイヨシノの開花宣言が横浜地方気象台から発表されました。新型コロナウィルス騒ぎに踊らされている間にも、季節は着実に本格的な春へと移ろっております。
そんな暖かな陽気に誘われて、今日はあざみ野の《雫ノ下珈琲》に向かいました。折角桜が咲いたこともあるので、今日は『さくらのミニパフェ』をオーダーしてみました。
これは桜の時期限定のスイーツで、ガラスの器の中には道明寺粉で作られた桜餅と抹茶アイスとバニラアイスが入っています。その上に柔らかく炊かれた小豆餡と生クリームがのせられ、桜の花の塩漬けがトッピングされているという、何とも和の風情に満ちたパフェです。
それにしても、桜を目で楽しむだけでなく食してみようと思い立った先人の感覚は素晴らしいと思います。こうした感覚は、日本人ならではのものと言っても過言ではないでしょう。
この桜のパフェはミニサイズなことから食後のデザートとしても喜ばれているそうで、発売以来なかなか好評だとのことでした。今回私は今月のコーヒーであるモカマタリと一緒に頂きましたが、こうした和スイーツとコーヒーとの相性というのも、なかなか良いものです。
政府要請では花見の宴会などは自粛するようにとのことですが、宴会はともかく花見そのものは悪いことではありません。今週末から来週半ばにかけてソメイヨシノの見頃を迎えるようですから、せめて花見のそぞろ歩きくらいはしてみようと考えております。