共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

至福のひと時

2020年04月15日 21時06分10秒 | カフェ
今日は用事があって、久しぶりにたまプラーザまで出かけていました。その帰りにあざみ野で途中下車して、そのまま《雫ノ下珈琲》に立ち寄りました。

それまでょっと落ち着いた気分ではなかったのですが、店内に入ってコーヒーの香りを嗅いでいるうちに徐々に気分が落ち着いてきました。今日は何にしようかとメニューを開いたのですが、やはりここ最近のお気に入りのコスタリカフローラルハニーをお願いしました。

ブラックで頂いているのに、口に含むと仄かな甘味が広がっていくのが不思議です。これがフローラルハニーという名前を冠する理由なのでしょう。因みに今日のコーヒーのお供は、お店自家製の焼きプリンです。

美味しいコスタリカを頂いて暫くすると外がいい感じに暮れてきたので、



久しぶりに17時以降限定メニュー『カフェ・アダージョ』をオーダーしました。普通量の2倍の分量のコーヒー豆がこの一杯に凝縮しているだけあって、濃いだけでなく実に深い味わいです。

こうしたお店での楽しいひと時があるということは、とても幸せなことです。この数日自宅に籠もっていた時間が長かったこともあって、いいリフレッシュになりました。
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可憐なシャガの花

2020年04月14日 20時35分13秒 | 
今日は昨日の荒天から打って変わって、爽やかな好天に恵まれました。なので、午前中は思いっきり窓を開けて部屋の空気の入れ替えをしました。やはり、部屋に風を通すと気持ちがいいものです。

午後になって食糧品を買いに出かけたら、民家の壁沿いにシャガの花が可憐な花を咲かせていました。私の中でシャガの花はゴールデンウィークくらいに花を咲かせるイメージでしたが、ここ最近は桜が終わる頃には咲き始めるようになったようです。

新型コロナウィルスで人間が引き篭もっている間にも、季節は確実に移ろっているようです。先行き不透明な毎日が続きますが、せめてこうした草花を愛でながら、ささくれそうな気持ちに潤いを与えていくようにしたいと思います。
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寒雨に聴くマーラー《大地の歌》

2020年04月13日 18時06分59秒 | 音楽
今日は冷たい雨の降る一日となりました。千葉の辺りではかなり荒れたようですが、神奈川県ではそんな大したことにはならなかったようでホッとしています。

自宅に引き篭もって初の週明け月曜日、とは言え特に何をするでもなく我が家で緩やかな時間を過ごしておりました。相変わらずやることと言えば、練習か、読書か、ボ〜ッとするか、CDを爆音で聴くかしか無い状況です。

折角時間があるので、暫く放ったらかしになっていたCDを引っ張り出して聴いているのですが、今日はその中からグスタフ・マーラー(1860〜1911)の晩年の傑作交響曲《大地の歌》を鑑賞することにしました。

交響曲《大地の歌》は1908年に作曲された作品です。前年に愛娘を五歳という幼さで亡くしたり、ライバルの陰謀によってウィーン国立歌劇場の音楽監督から引退させられたりと散々な目に遭った傷心のマーラーが南チロルの別荘に滞在していた時に、ハンス・ベートゲという詩人が李太白や王維、孟浩然といった中国・唐時代の詩人の詩を集めてドイツ語訳した『中国の笛』という漢詩集に出遭い、それに深くインスピレーションを受けて書いた作品です。

この作品の前に《千人の交響曲》として有名な交響曲第8番を書き上げているので、順番からいくとこの曲は交響曲第9番ということになります。しかし、自らの死期が近づいていることを予期していたマーラーは、過去の巨匠たちが残した『第9交響曲のジンクス』…ベートーヴェンも、(後に一つ減ってしまいましたが)シューベルトも、ドヴォルザークも、ブルックナーも9曲目の交響曲を発表して亡くなっていることを恐れてこの曲を第9番という番号を与えずに交響曲《大地の歌》として、マーラー自身は『歌による交響曲』と呼んでいました。

しかし、実際にはマーラーは作曲した後も亡くならず、その後この曲とは別に正式に交響曲第9番を書き上げます。ところが、続く第10番の第1楽章を完成させたところでマーラーは亡くなってしまい、皮肉にも先人達のジンクスを引き継いでしまったのです…。

編成はテノールとメゾソプラノ(又はバリトン)二名の独唱と大オーケストラで演奏されます。しかし、今日私が鑑賞したのは、マーラーへの崇敬の念を抱いていた同郷の作曲家アーノルド・シェーンベルク(1874〜1951)によって室内楽編成に編曲されたものです。

シェーンベルクは作曲活動の傍ら『私的演奏協会』という小規模な連続演奏会シリーズを立ち上げ、マーラーやラヴェル、リヒャルト・シュトラウスといった同時代の新しい音楽を小編成に編曲して演奏していました。シェーンベルクがこの《大地の歌》の室内楽版編曲に取りかかったのは1921年のことでしたが、何らかの要因で冒頭21ページまでしか進められないままになってしまいました。このCDに収められた録音は後に作曲家で音楽学者でもあるライナー・リーンが補筆して、1983年に完成させたものです。

大編成オーケストラをピアノ・ハルモニウム(リードオルガン)・ヴァイオリン✕2・ヴィオラ・チェロ・コントラバス・フルート・オーボエ・クラリネット・ファゴット・ホルン・パーカッション✕2の14名だけで演奏するようにした室内楽版は、大オーケストラでありながら所々に室内楽的な要素が垣間見える《大地の歌》本曲の本質的な部分を巧みに浮かび上がらせるようにも聴こえて、実に興味深いものです。木管楽器は、オーケストラではそれぞれ分業するところを、フルートはピッコロと、オーボエはコールアングレ(イングリッシュホルン)と、クラリネットはバスクラリネットと一人で持ち替えになるので、実際にはその作業にもかなり忙しくなります。伴奏が巨大でない分独唱も力一杯歌わなくてもいいので歌手が頑張らなくても済み、特にメゾソプラノの楽章は実に柔らかく聞こえるというメリットがあります。

よく、こうした編曲ものを「邪道だ」と嫌がる向きもありますが、これはこれで一つのマーラー作品のかたちとして有りだと私は思っています。個人的にお薦めなのは上に写真を載せたハンス・ペーター・ブロホヴィッツのテノール、ブリギット・レンメルトのアルト、フィリップ・ヘレヴェッへ指揮、アンサンブル・ミュジック・オブリクによる演奏のものです。

《大地の歌》は全体を通すと60分強の大作ですが、興味を持たれた方は是非マーラーの歌を聴いてみて頂きたいと思います。
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桜の般若湯

2020年04月12日 18時27分47秒 | 
今日も相変わらず引き籠もりライフを謳歌している私です。

それにしてもここまで自宅に籠もっていると、一体今がいつなのかがあやふやになりそうになります。恐らく、ここまで他者と直接触れ合わずにいるのは久しぶりかも知れません。

さて、昨日に引き続き今日も頂き物の話をば。

先日、知人からこんなものを頂きました。その名も『さくらサングリアの素』です。

この瓶の中には乾燥させた桜の花やパイナップル果肉、レモングラス、角砂糖といったものが入っています。そこにワインを450ml入れてから冷蔵庫で4時間置くと、桜の香るサングリアが出来るということでした。

瓶には赤ワインを注ぐ絵が描かれていましたが、それだと仄かな桜の色味が分からなくなるのではないかと思い、白ワインを入れてみました。そして、4時間経ったものが



これです。やはりこの方が桜色の感じが分かって、見た目としては成功でした。

これをストレートでもいいし、炭酸水で割ってもいいというので、とりあえずストレートで頂いてみました。ほんのりとした甘味と桜の風味が鼻に抜けて、何とも味わい深い和風サングリアとなっていました。白ワインで作ったのも、あながち間違いではなかったようです。

ソメイヨシノもすっかり終盤となりましたが、外でのお花見を自粛している分、こうしたもので過ぎ行く今年の桜を愛でてみるのも一興かなと思います。そんなに量も無いので、かなりチビチビと楽しもうと思っております。
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独り身の贅沢

2020年04月11日 23時21分00秒 | グルメ
緊急事態宣言が出されてから初めての週末を迎えましたが、皆様お元気でしょうか。私は相変わらず、元気に引き篭もっております(笑)。

普段アクティブに活動されておられる方は出かけられないということが苦痛かも知れませんが、私は基本的に日がな一日家に居ること自体は全く苦では無いので、ここぞとばかりぐう鱈ライフを謳歌しております。何しろ我が家には私しかいませんから、私一人の食い扶持さえ確保できていれば何も問題は無いのです。

あれこれと食しながら過ごしておりますが、こんな時間がある時だからこそ、今まで手を付けていなかった頂き物なども手を付けてみたりしております。その一つが、上の写真の瓶詰めです。

これは誕生日プレゼントに頂いた千疋屋のフルーツポンチとさくらんぼのシロップ漬けです。さすがは天下の千疋屋だけあって、フルーツの美味しさは折り紙付きです。ただ甘いばかりでなく、シロップに若干ですがリキュールが効いているのでちょっと大人な味わいでもあります。

何となく勿体なくて開封時期を逸していましたが、こんな時間のある時なので開封して、少しずつ堪能することにしました。実はこうした手付かずの頂き物がまだいくつかあるので、折角ですから少しずつ開けていってみようかと思っております。
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徹底的に

2020年04月10日 20時30分32秒 | 日記
今日も緊急事態宣言を受けて、私は楽しく自宅で引き篭もっておりました。皆様如何お過ごしでしょうか。

今日も今日とて、私は自宅でヴィオラの練習をしたり、本を読んだり、爆音でCDを聴いたりしておりました。そうこうするうちにすっかり夕方になって夕食時になったのですが、何だかお勝手に立つのが面倒くさくなったので、ひとり外食をすることにして、近所にある《やよい軒》に行くことにしました。

食券を買って席に着こうとしたら、



カウンター席の上にこうした注意書きが貼られていて、向かいの席と互い違いに座るようになっていました。元々カウンターの真ん中に衝立があるので面と向かうことは無いのですが、もはやここまで徹底的に対処しなければならないような状況下になってしまった…ということでしょうか。

緊急事態宣言発令下で街中に人影も疎らな感じにも、何だか徐々に慣れてきてました。このまま皆がきちんと大人しく過ごして、一刻も早く事態を収束することが出来るように努めましょう。
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どうぞこのまま…

2020年04月09日 20時21分10秒 | 日記
緊急事態宣言発令から2日目、すっかり静かになった街にも慣れたものです。むしろ、不要不急でなければこれだけ出かけなくたっていいんじゃん…と思うくらいです。

いろんな業態が休業となっていましたが、今回の緊急事態宣言を受けて流石にマズいと思ったのか、



遂にパチンコ屋が休業に追い込まれていました。先日、週末外出自粛要請が出されていた中で「何でパチンコ屋だけは元気に営業中なんだろうか?」と思っていたのですが、いよいよパチンコ屋も自粛の例外ではいられなくなったようです。

考えてみれば、政府や自治体の長が口を酸っぱくして避けるように勧告している『3密〜密閉・密集・密接』にこれほど見事に合致している場所もそう無いわけで、それが今の今まで事実上野放しになっていたことの方が私には理解出来ません。そんな厚かましい業態も、流石に緊急事態宣言には屈せざるを得なかったようで何よりです。

とにかく今は空気の悪い密閉空間に集うこと無く、他人との接触を極力避けて自宅で大人しくしているのが一番です。不衛生極まり無いパチンコ屋にわざわざ出かけてパチンコなんざやっている暇があるのなら、今から自分の部屋の大掃除でもしていればいいのです。

ついでを言えば、どうせならいっそこのままパチンコ屋が永久に開店しなければいいのです。あんな下品な遊興施設は、もう必要ありません。どうしてもギャンブルがしたいのなら、競馬・競輪・競艇といった野外で開催される公営ギャンブルにでも行けばいいのです。あのチンジャラ喧しいパチンコ屋が街から駆逐されれば、少しは日本国も静かになるというものです。

東京都では連日、100人以上の新型コロナウィルス罹患者が報告されています。そこだけを切り取ると大変なことですが、それでもニューヨークやロンドンと比べたら日本の一日当たりの罹患者数はかなり少なくて済んでいる方です。それはとりも直さず、日本人が薄っぺらな個人の権利を振りかざすことなく、お上から発せられた緊急事態宣言を粛々と受け止め、行政からの要請に従って行動しているからではないでしょうか。

新型コロナウィルスは自らの行動で防げる疾患です。ひとりひとりが高い意識をもって臨めば、新型コロナウィルスの蔓延を食い止め、引いてはより早期の解決に向けて邁進する原動力となり得ます。

これから宣言解除の目標たるゴールデンウィーク明けにかけての期間、ひとりひとりが十分健康に留意して日々を過ごすように心がけましょう。
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スペシャル苺ワッフル

2020年04月08日 16時30分08秒 | カフェ
緊急事態宣言発令から一日経ちましたが、思ったよりも世の中は落ち着いているように見えます。昨日は買い出しの人々でごった返していたスーパーも、今日になってみれば静かなものです。

さて、今日は教室は無いものの別件で出かける用事があったので東急田園都市線の溝の口駅まで出かけていました。その後、折角なのであざみ野で降りて《雫ノ下珈琲》に寄ってみることにしました。

先週は『桜パンナコッタ』を頂いたので、今日は月替わりワッフルをオーダーしてみました。4月のワッフルは『スペシャル苺ワッフル』です。

こちらのお店の看板メニューであるクロワッサン生地のワッフルに、フレッシュな苺をトッピングして周りに自家製の苺のコンフィチュールを添え、うえからヨーグルトソースがかけられています。頂くと苺やヨーグルトソースの甘酸っぱさとワッフルの仄かな甘さが相俟って、爽やかな風味が口いっぱいに広がります。写真だと分かりにくいのですが刻んだピスタチオも散りばめられていて、食感と風味のアクセントになっています。コーヒーは、先週も頂いたコスタリカフローラルハニーです。

昨日の緊急事態宣言を受けて又しても教室が閉鎖されてしまったので、水曜日と言えども溝の口の用事が無ければ来られなかったかも知れませんでした。でも、はからずもあざみ野に来られて、美味しいコーヒーとワッフルを堪能することが出来て幸せでした。

今日来てみたら、



外のスペースにあるテラス席が二客に増えていました。これからの気持ちのいい季節、お天気が良ければオープンカフェ気分で美味しいコーヒーを頂くのもいいかも知れませんね。
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確認

2020年04月07日 20時15分05秒 | カフェ
今日も暖かな陽気に恵まれました。と思っていたら、朝方から

「政府から緊急事態宣言が発令されるかも」

という不穏な報道がありました。

正式に発令されればゴールデンウィーク明けまで適用されるということでしたので、昼過ぎに《ぎゃらりー喫茶なよたけ》に出かけてみることにしました。実は、来週木曜日16日にこちらでランチタイムコンサートを開催する予定になっているのですが、それが思いっきり緊急事態宣言中とかぶってしまうので、お店としての御意見を伺いたかったのです。

結論から言うと、発令される緊急事態宣言の自粛要請の規模にもよるものの、現時点では予定通り開催するつもりであるとのことでした。ただ、今後の事態の推移によっては考えなければならないとのことで、手放しで開催を喜んでもいられない状況です。

ここ最近、こちらでは曜日替わりでコーヒーがお得な値段設定になるということで、



今日はジャーマンブレンドとガナッシュケーキをセットアップしてみました。ジャーマンブレンドはフレンチブレンド程ではないものの、なかなか深い煎りのコーヒー特有の香りとコクが魅力です。

因みに、今日選んだカップは



私が購入してマイカップとして置いている益子焼の陶芸家吉田丈氏によるものです。この無骨とも思えるカップを作った方と同一人物が作陶したとは思えないようなポップなドット柄のカップ&ソーサーですが、持ち手の部分の造形に初期作品の名残が見えるような気もしています。

暫定的ですがお知らせ致します。

4月16日木曜日お昼12時から、厚木市中町の《ぎゃらりー喫茶なよたけ》で、私のヴィオラとピアニストとでランチタイムデュオコンサートを開催致します。内容はクラシックの小品や日本歌曲の名曲の中から親しみやすいメロディのものを選んだ、肩肘張らない1時間弱の気軽なものを予定しております。

会費は投げ銭制です。御来場の際には、お店でのワンオーダーをお願い致します。

当日は観客席の間隔を空ける等の対策を講じての開催となりますので、コロナウィルス騒ぎで自宅にじっとしていることに疲れた方、お時間がありましたらお越し下さい。

夕方になって正式に政府から緊急事態宣言が発令されましたので、諸事情で予定が変更になるようでしたら改めて拙ブログでもお知らせ申し上げます。御了承下さいませ。
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厚木に登場!ゴーゴーカレー

2020年04月06日 19時15分11秒 | グルメ
相変わらず新型コロナウィルスに翻弄される毎日ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。

自宅に引き篭もっていることが全く苦では無い私は、今日も元気に籠城を決め込むつもりでした。

が…

昼近くになった頃、有隣堂から

「ご注文の商品が届きましたが、郵送致しますか?それとも店頭で受け取られますか?」

という電話がかかってきてしまったのです。

折角籠城を決め込もうと思っていた出鼻を思いっきり挫かれたのですが、我が家から歩いて10分もかからないところからわざわざ郵送してもらうのもバカバカしいので、運動がてら取りに行くことにしました。

無事に商品を受け取ってから、折角外出したので外でランチをしようと思い立ちました。それで、有隣堂から程近い厚木一番街に行ってみたら、新しく金沢ゴーゴーカレーの店が新規開店していたので入ってみることにしました。

以前はABCマートだったところで決して床面積は広くはないのですが、それでも店内には10席程のカウンター席と4つのテーブル席がありました。いろんなメニューがある中から、今日は



『大人のゴリエモンカレー』にしてみました。これはお子様ランチ的メニュー『ゴリエモンカレー』の大人版とのことでしたが、ゴーゴーカレー特有の黒いカレールーの上に千切りキャベツ、茹で卵、エビフライ、ウィンナーで、ゴーゴーカレーのキャラクターであるゴリラの顔を表現したカレーです。

金沢ゴーゴーカレーは、口に入れた瞬間は甘味を感じるのですが、後からしっかりとカレーの辛さが追いかけてくるのが特徴です。また必ず千切りキャベツが添えられ、スプーンではなくフォークで頂きます。最初は面食らいましたが、慣れてしまえばどうと言うこともなく頂けます。このカレーは顔を崩していく工程は多少抵抗があるものの、一度手をつけてしまえばそこはカレーライスですから、いわゆるトッピングカレーとして美味しく頂きました。

お店も、まさかこんな騒ぎの中での船出となることなど想像すらしていなかったでしょう。これからも大変な状況は続くと思いますが、折角厚木一番街に登場したからには頑張ってもらいたいものです。

さていよいよ明日、日本国内にも緊急事態宣言が発令されるようです。一部の理解力の無い人々が騒ぎ立てていますが、ここ2日続けて東京都内の新型コロナウィルス罹患者が100人を超える事態を鑑みれば、自ずと自身がどう対処し行動すべきかは分かるはずです。

行政から要請されている『3密〜密閉・密集・密接』を避け、自らが伝染らない、知らぬ間に運び屋にならない、命を落とさないをひとりひとりが最大命題として行動し、一日も早く事態を収束に導きましょう。
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コロナウィルス犠牲者を悼んで ~ ガブリエル・フォーレ 《レクイエム》 (1893年バージョン)

2020年04月05日 18時36分56秒 | 音楽

昨日に引き続き今日も外出自粛要請が出され、不要不急の外出を自粛しておりました。実際、食糧の買い出しでもしない限り特に出かける用事もありませんでしたから、個人的には要請があっても無くても行動パターンに変わりはありませんでした。

今日も我が家で練習したりCDを聴いたりして、穏やかに過ごしていました。しかし、たまに流れてくるニュースはコロナウィルス関連のものが大半で、相変わらず増えている罹患者数と死亡者数とが繰り返し報じられています。中には、先日他界された志村けんさんを引き合いに出して注意を促すものもあって、気が滅入ります。

確かに、コロナウィルスに罹患した挙げ句、心ならずも彼岸に発たれた方々の無念を思うと、他人事ながらやりきれなさがこみ上げてきます。彼等の死を無駄にしないために私たちが出来ることは、ウィルスに罹患しないこと、ウィルスの運び屋にならないこと、知らない間に他人に伝染さないことです。

そんなことを思いながら、今日はコロナウィルスの犠牲になられてしまった方々の御霊安かれと、ガブリエル・フォーレの《レクイエム》を捧げます。1893年に発表されたオリジナル小編成バージョンを、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮、ラ・シャペル・ロワイヤルの演奏で。

合掌。

Fauré: Requiem (1893) — Philippe Herreweghe

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粛々と自粛中ですが…

2020年04月04日 22時38分56秒 | 日記
先週の土日の外出自粛要請に引き続き、今週末も神奈川県から不要不急の外出自粛要請が出されました。それに伴って本厚木駅ビルのミロードも、地下の食品売場以外は全館休館となっていました。

ミロードだけでなく、厚木一番街の



回転寿司屋も





スターバックスコーヒーも



今週末使えるクーポンを発行しているはずのドムドムハンバーガーも臨時休業となっていました。

そんな中でも、何故かバリバリに営業中だったのが



パチンコ屋です。

何なのでしょう?パチンコ屋なんて、行政が避けるよう注意喚起している『3密〜密閉・密集・密接』を絵に描いたような場所だというのに、この業態だけは自粛要請なんぞどこ吹く風でしゃあしゃあと営業しているのが、私には全く理解出来ません。そして、そんなところにノコノコパチンコしに来ているヒマ人の神経も、私には全く分かりません。せめて、こうした遊興施設から新たな新型コロナウィルス罹患者が出なければいいのですけど。

今日、遂に東京都内での一日の新型コロナウィルス陽性患者数が100人を超えました。先行きの不安感はなかなか拭えませんが、新型コロナウィルスは自助努力で防げる疾患です。なので、とにかくひとりひとりが自身の身の安全を図り、罹患を避けるべく引き続き不要不急の外出をしないように心がけましょう。
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桜並木満開

2020年04月03日 20時50分18秒 | 
今日は爽やかな青空が広がる、気持ちのいいお天気の一日となりました。そんな中、今日は人と会う用事があったので出かけました。

用事を終えて帰ろうとしたのですが、バスの窓から見た景色があまりにも美しかったので途中下車してみることにしました。

相模川に中津川と小鮎川とが合流する『三川合流地域』といわれるところの付近から丹沢・大山を臨むと、川の土手沿いに植えられた桜並木が今を盛りと咲き誇っていました。先日この付近を散策した時には



まだ何となく満開になりきれていない感じでしたが、今日同じ地点に立ってみると



正に満開になっていました。本来ならばお花見シーズン真っ只中なのでしょうが、一連の新型コロナウィルス騒動による自粛要請を受けて、至って静かなものです。

今日は途中から風が強くなってきて、桜吹雪が風に舞う美しい光景が見られました。こう風が強いと、散り急いでしまうのではないかと切なくなります。

因みに、散り際を迎えている桜は見た目で判断出来ます。

咲いたばかりの頃の花は



萼(がく)の色が緑色をしているので、白っぽく見えます。一方で散り際を迎えている花は



萼が赤みを帯びてきて薄紅色に見えるようになります。こうなった花は、後は桜吹雪になるのを待つばかりです。

そうした目で一番上の写真を見てみると



遠目にもだいぶ赤っぽく見えるようになってきました。恐らく来週には、あちこちで本格的な桜吹雪が舞い散ることになるのでしょう。

先週に引き続き、今週末も不要不急の外出を自粛するようにという要請が出されました。そういう意味で、はからずも出かける都合があった中で満開の桜の花見が出来てよかったなと思います。
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たまプラ桜、間に合った!

2020年04月02日 22時18分21秒 | 
教室が再開して2日目、今日は久しぶりにたまプラーザまで来ました。

横浜でソメイヨシノが満開を迎えて何日か経つのでどうなっているかと思ったのですが、たまプラーザ駅前の通りにある桜並木はまだまだ満開状態でした。

駅ビルと東急百貨店とをつなぐ橋の上から見ると、





ずっと奥まで続く桜並木を眺めることが出来ます。昨日の雨天から一転して晴れ渡った空の下、ふと気づくと私の両脇にもカメラやスマホを手に写真撮影に没頭する人たちがいました。

昨日に引き続き、今日も久しぶりに生徒達の元気な顔を見ることが出来ました。このまま徐々に、新型コロナウィルスが猛威を奮う前の穏やかな世の中に戻っていってくれるといいのですが…。
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桜咲くパンナコッタ

2020年04月01日 21時35分09秒 | カフェ
今日から4月に突入し、いよいよ音楽教室が再開することとなりました。3月はとうとう丸潰れになってしまったので、久しぶりのレッスンです。

そしてあざみ野の教室の前に、いつものように《雫ノ下珈琲》に立ち寄りました。4月に入って桜が満開になったこの時期に相応しいスイーツがあったので、今日はそれをお願いしました。それが『桜パンナコッタ』です。

滑らかな舌触りのパンナコッタの上には桜風味とサワーチェリーとの二種類のジュレと生クリーム、桜の花の塩漬けがトッピングされています。桜のジュレだけだと味わい的にちょっと弱いかな…と思うのですが、そこにサワーチェリーの酸味がアクセントとして加わることによって、桜風味も引き立てられます。正に桜満開のこの時期にピッタリのスイーツです。

4月になって、限定コーヒーもリニューアルしていました。今月のスペシャルティコーヒーは



『コスタリカ・フローラルハニー』です。ハニーとは蜂蜜のことではなく、通常は除去してしまうコーヒーの果肉をつけた状態で熟成させたものを言うのだそうです。

コスタリカコーヒーというと割と酸味が立つ傾向があり、実は個人的にはあまり得意な方ではありません。しかし、こちらのコスタリカは『フローラルハニー』の名のようにフルーティーな香りと仄かな甘さがあり、酸味はむしろ爽やかさとして抜けていってスッキリとした後味が楽しめます。これも、確かな焙煎技術の成せる技と言えるでしょう。

今日、生徒たちと一ヶ月以上ぶりに再会することが出来ました。みんなそれぞれに元気そうで、私も安堵しました。

一応教室は再開しましたが、週末に予定していたワークショップが潰れたりと、まだまだ予断を許さぬ状況下にあることに変わりはありません。事と次第によっては都市封鎖が決行される事態にも発展しかねませんので、引き続きひとりひとりが高い意識をもって過ごすことを心がけましょう。
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