東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

下谷から竜泉を歩く

2015-11-26 | 散歩
  この前の根岸を歩いた時の続きになります。
  大きな目玉は無いけど小ネタを続けながら
  少しの間また散歩を続けてみましょう。


  

     地下鉄入谷駅から数分、小野照崎神社の向かいともいえる場所に
     下谷の法昌寺があります。たこ八郎地蔵で有名な寺です。

     若い人は知らないだろうから簡単にプロフィールを。

     たこ 八郎1940年11月23日 - 1985年7月24日
     座右の銘は「迷惑かけてありがとう」。

     第13代全日本フライ級チャンピオンになる、引退した後お茶の間のお笑いに転じ
     人気絶頂期の頃神奈川県の海水浴場で飲酒後に海水浴をし、心臓マヒにより死亡。
     タコが海で死んだと話題になった。
     あしたのジョーに出て来る矢吹丈はたこ八郎がモデルと言われている。




  

     数え切れない程のパンチを受け続けた結果
     脳に障害を受けてしまったたこ八郎はボクシング界を引退
     由利徹の弟子となり今度はお茶の間の人気者になった。

     私が知っているのはこの頃で耳は潰れ満身創痍の体での
     自虐ネタで見てるのも辛かったが人気はあった、その中での急逝。

     知る人ぞ知るの人だけど一時代の華として散った、たこ八郎。
     1995年秋、由利徹・赤塚不二夫・山本晋也らが
     「東京にもお参りする所があったら良い」という想いから法昌寺にたこ八郎地蔵を建てました。




  

     その隣ともいえる近さで下谷七福神の中の大黒様をお祀りしているのが英信寺、
     この大黒様は大黒様でもパワーアップしたものなのです、グレート大黒。

     大黒天様だけでなく、毘沙門天様、弁天様のトリプルパワー
     三面大黒天といい最強なのだそうですよ。

     大黒様というと柔和な姿を思い出すけど
     戦う神様でもあるわけでまた違った一面を見せてもらいました。




  

     さて竜泉へ向かおうと金杉通りを歩いていたらこんなヒトが、、、
     サウナの店の入り口だったけど、さっきのお寺から突然現代に戻った感じ。




  

     さらに歩くとこんなお店が、今はほとんど見なくなりましたね。
     これが本来の下谷・根岸の姿なんですが。




  

     カンカン照りの日だったのであちこちで写り込みに悩みましたが、
     こんなレトロなお店もありました、落花生なんて死語と思っていた。
     もう完全に大正・昭和の面影ですが根岸周辺にはまだ残っています。




  

     金杉通りを三島神社の裏へ、了源院。
     了源院は江戸時代の始め頃創立、ご本尊に「火除観世音菩薩」を安置。
     土地の人々は「火除観音」と唱え、またこのあたりの地名も火除と呼ばれたそうです。


     竜泉に着きました、というかここまでは下谷かな
     ここは樋口一葉が過ごした場所で隣は三ノ輪・浅草になります。
     一葉にまつわる場所が集まっている場所ですが
     次回はここの隣の三島神社から歩きましょう。
                                                   10月6日
         

コメント (2)
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