ムラサキシキブが最後の輝きを見せている、
その紫色の小さな実は秋の陽に映えてとてもきれいだ。
コムラサキほどの華やかさはないが、
その静かな佇まいは平安の昔を偲ばせてくれる。
この姿が見られたのはほんの数分間、
木漏れ日はスポットライトのように小さな実を照らす。
青空に映える紫の実、
江戸の植木職人が名づけたという説がある。
やっぱり紫式部を意識したのだろう、
この木が売れるように、広まるようにと。
その昔、まだ見ぬムラサキシキブの名に惹かれて
赤羽自然公園を探し回った、
ここにあるとの僅かな情報に望みをかけて。
当時はネットなどの情報はほとんどなく
紙の図鑑が頼り、
その中で僅かな足がかりを得て探したが見つからなかった。
後年、向島百花園に足を運ぶようになりここで見つけることができた。
あの頃の思い出と共に見るムラサキシキブは
私の花の写真に新たな一枚を加える。
11月18日 向島百花園
その紫色の小さな実は秋の陽に映えてとてもきれいだ。
コムラサキほどの華やかさはないが、
その静かな佇まいは平安の昔を偲ばせてくれる。
この姿が見られたのはほんの数分間、
木漏れ日はスポットライトのように小さな実を照らす。
青空に映える紫の実、
江戸の植木職人が名づけたという説がある。
やっぱり紫式部を意識したのだろう、
この木が売れるように、広まるようにと。
その昔、まだ見ぬムラサキシキブの名に惹かれて
赤羽自然公園を探し回った、
ここにあるとの僅かな情報に望みをかけて。
当時はネットなどの情報はほとんどなく
紙の図鑑が頼り、
その中で僅かな足がかりを得て探したが見つからなかった。
後年、向島百花園に足を運ぶようになりここで見つけることができた。
あの頃の思い出と共に見るムラサキシキブは
私の花の写真に新たな一枚を加える。
11月18日 向島百花園