百花園も春の花から初夏の花へと
咲く花が移りつつあります。
桜に見とれている間にも
季節はどんどん移りつつありますね。
ゲンペイモモも満開になりました、
花ごとにみんな違う装いです。
赤く咲いて白く咲いてそれが混じって
まさしく源平の世界です。
イカリソウも咲いてきました、
穂咲イカリソウ、梅花イカリソウももうすぐです。
シャガが咲きだしました、
これはもう初夏の花と言いたいところです。
ヒトリシズカが集まって、
フタリシズカももうすぐだね。
いよいよサトイモ科の花の出番です、
トップを切ってムサシアブミが。
ヤブレガサ(破れ傘)、花ではないけど顔を出しました。
どうにも情けない恰好、でもこのあと丸く開いてきます。
水辺の花も咲き始めました、ミツガシワ
和名の由来は、3枚ある葉の形が「柏の葉」に似ていると。
そして水辺の柳はかわいい花をゆらゆらと。
青い空に白い雲、季節はすっかり初夏です。
昭和10年(1935年)発売の高田浩吉の
大江戸出世小唄にこんな歌詞が。
こんな歌知ってる人はもう化石だね。
♪土手の柳は 風まかせ
好きなあの子は 口まかせ
ええしょんがいな ああしょんがいな
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 3月 30日 向島百花園