ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

町内会と建築協定運営委員会の関係がぎくしゃく

2006年03月23日 | Weblog
係争中の宅地細分化問題未解決のまま、次に打つ手がなくて町の住環境保全運動はちょっと動きが止まっています。
その上、町内会と建築協定運営委員会(以下委員会と書きます)の連携がうまくいかないという内部問題が出てきました。
建築協定の限界が、明白になりましたので、地区計画のような方法も含めて町内会で町の住環境問題を検討した方がいいのですが、委員会が町内会で検討することを妨げる動きを示し、問題が複雑な様相を呈してきました。
委員会には、これまで町の住環境を守ってきたのは委員会であるという自負があるのでしょう。

町内会は、頭が痛い問題をいくつもかかえています。
そこで、今、町の住環境保全問題までかかえることは避けたいという気持ちが働いています。
アンケート調査の結果、まだ過半数が建築協定に賛成です。
町内会は、あえて委員会と対立することを避け、町の住環境問題は委員会の問題としておくかもしれません。

確かに現状では町内会と委員会の対立が表面化すると、町全体に対立の雰囲気が満ちてくる恐れがあります。
町が感情的に二分される恐れすら感じます。
委員会の力が弱くなるのを待った方がいいかもしれません。

ただし、待つと、恐らく現状では宅地細分化が町のあちこちで続いて起こるでしょう。
しかしやがて建築協定の限界が町の人々にもよく知られるようになるでしょう。
委員会は、建築協定では無理だと自分で認め、自発的に、町の住環境保全問題を町内会の問題として移管してくるかもしれません。

係争中の宅地細分化問題については間接的な手法ですが町の住環境保全を訴えるポスターを増やしています。
当面、町の人々の間で町の住環境をどうやって保全するか機会あるごとに話し合うようにしたいと思います。
地区計画のような別の方法について情報知識をより多くの人々が共有する準備期間が必要です。

町の住環境保全は、景観法や都市緑地保全法制定に見られるように重視される動きですが、私達の町では過去のしがらみで動きがとれないでいることは残念なことです。