ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

業者妥協案提示

2006年04月25日 | Weblog
私達の町では業者の宅地細分化、建売住宅建設販売に反対し、町の住環境保全運動をやっています。
先日業者による説明会があり、町側と業者側は交渉不成立に終わりました。
建設はまだですが、業者はすでに営業を始めています。

一方、私達は町の住環境保全ポスターを掲示し町の住環境保全運動を続けています。

どうもこのポスターは業者の営業にとって邪魔のようです。
掲示を中止しないなら訴訟を起こして損害賠償を請求するかもしれないと業者は脅してきました。
しかし、今のところ起こしてくる気配がありません。
訴訟をやっても勝てないと思っているのでしょう。

困ったのでしょうか、業者は、とうとう町の住環境保全運動の代表者のところに譲歩案を持ってきました。
細分化はやめないが、隣地境界線から家の壁までの距離を1mとるという案です。
条件は、ポスター掲示の中止です。

しかし私達の運動の主目的は細分化反対です。
木と空間のない狭苦しい町にしたくないからです。

隣地境界線と家の壁までの距離が1m以上は当然と思っています。
その当然と思っていることを譲歩案にして細分化を認めろという訳です。

もし妥協するなら、隣地境界線と家の壁まで1mとるならば今後も細分化できるという印象を業者に与えます。
運動は失敗に終わります。

ポスターを掲示し続けると、業者はそれなら譲歩しないと言って、当初の計画通り、1mとらないで建設をするでしょうか。
とらないかもしれません。
とるかもしれません。

売れなければ、業者は建設を諦めるのではないかとの予測があります。
諦めないかもしれません。
諦めるかもしれません。

よく似たほかの事例ですが、業者が強行して建設したが、買い手がつかず、しょうがないから業者の従業員が借りて住んでいる建売住宅があります。
これでは業者は収益を上げることができません。

相変わらずかけひきを弄する業者に住人は苦しみ続けています。