ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

高層集合住宅はよく考えた方がいい

2006年06月21日 | Weblog

横浜の舞岡公園 都市部には珍しい緑が多い広大な自然公園です。
しかし、残念なことにどんどん古木が切り倒され、庭園化が進んでいます。
横浜市は鳥獣保護と言っていますが、反対ではないでしょうか。

経済性、利便性が強調され、高層集合住宅ブームになっていますが、ブレーキをかけた方がいいのではないでしょうか。
本当に日本向きのいい住宅かはもっと時間をかけて検証すべきです。

耐震性については建築基準をクリアしていても安全かどうかはわかりません。
地震国日本では基準や技術過信は禁物ではないでしょうか。

今エレベータの安全が問題になっていますが、技術のかたまりになってきた高層集合住宅の機能維持、安全性維持は一段とむずかしくなっていると思います。

地に足がついていないとか、高所恐怖症という言葉がありますが、大昔木から下りて地上生活に慣れてしまった人間が、本当に高所生活に慣れるでしょうか。
身近に草木がないか、少ない無機的な生活空間ですが、心が落ち着くでしょうか。
地上に行くのに時間がかかりますが、隔離されているという感覚は悪影響がないでしょうか。

よくヨーロッパ人は、高層ではありませんが、古い集合住宅を上手に使っていると言われています。
しかし集合住宅での彼らの生活実態はよく研究してみる必要があると思います。
そこに高層という条件を加えて数十年後の高層集合住宅での生活を想像してみるといいと思います。

高層集合住宅は、周りの低層住宅に住む人にとって不愉快な存在です。
それだけでなく、高層集合住宅に住む人にとっても実は安心できる住宅ではないかもしれません。