
ある不動産会社のちらしを読んでいたら次のようなことが書いてありました。
老人は住宅について次のように考える。
戸建について、
1. 庭の手入れが面倒。
2. 維持にお金をかけるのはもったいない。
3. 毎日の雨戸の開け閉めが大変。
4. 防犯が心配。
集合住宅について
1. 鍵一本で戸締りができる。
2. 便利で快適。
私は老人ですが、住宅については次のように思っています。
戸建について
1. 草木が好きで庭の手入れが楽しみ。
2. 維持は近所のなじみの工務店に依頼しているが、それほどお金をかけていない。
3. 毎日の雨戸の開け閉めは運動。
4. 防犯より窓を広々と開けて庭との一体感を楽しむの好き。
5. 孫達が喜んで遊びに来る。
6. 訪問客が来るし、庭にいると道行く人々が声をかけてくれ、立ち話や付き合いが楽しい。
7. 土地に資産価値があり、高く売れる。
8. リフォーム、建て替え、建て増しなど自由。
集合住宅について
1. 住宅が画一的でつまらない。
2. 集合住宅の入り口から階段、エレベータ、廊下などがあり、自分の住宅の入り口までが遠くつまらなくかつ不安。
3. 玄関を閉めると隔離されたような孤立感がある。
4. 狭い無機質な空間でやることがなく息苦しい。
5. 管理費、修繕積立金、駐車場使用料などを合わせると高いお金がかかりもったいない。
6. 訪問客がないし、孫達が来ても喜ばない。
7. 売ろうと思っても資産価値がなく、高く売れない。
8. 建て増しはもちろん、リフォーム、建て替えなど勝手にできない。
集合住宅は老人向きではないと思います。
不動産会社の発想は集合住宅を売らんかなの発想で、老人を病院や施設に入れる感覚です。
思いやりがないと思います。
老人だって住宅や町を楽しまなければ。