この写真は今日の話題の鎌倉二階堂周辺の神社仏閣の庭園ではありません。
静岡県に住んでいる友人が鎌倉を散策したいと言うので先日鶴岡八幡宮の東側二階堂周辺を案内しました。
今時はどこの神社仏閣も入場料を取ります。
ところが入場料を取る割には庭園の手入れが不十分です。
覚園寺のように概して自然なら自然のままでいいですが、庭園にするなら手入れをする、これが庭園の基本です。
手入れのできていない庭園ぐらい趣きのないものはありません。
入場料を取っても庭園の手入れができない経済事情があるのでしょうか。
鎌倉の神社仏閣は、歴史はありますが、多くは宗教的に死んでいます。
したがって信者は少ないでしょう。
観光名所として生き残っているのですが、現在は一般的に経済事情が悪く、観光者が減っているかもしれません。
神主や住職がどの程度庭園に価値を置いているかも関係します。
観光者の多くは宗教ではなく庭園に関心があることを知るべきです。
庭園を重視していないと庭園が荒れ、観光者が減って収入が減り、ますます荒れることになるでしょう。