上の写真を見て下さい。
横浜のある所です。
崖の上には狭小住宅、下には安アパート、垂直に近い崖はモルタルが吹きつけられているだけです。
大地震が来たら、あるいは長雨が続いたらこの崖は崩れるのではないかと不安です。
上下に住宅を建てた人は何を考えて建てたのでしょうか。
住んでいる人は、安心して住んでいるのでしょうか。
横浜市はいったいどのような町づくりを考えてこのような住宅建設を許可したのでしょうか。
共通していることはかねです。
住宅を建てた人はかねが儲かればいいと考えたと思います。
住んでいる人は、かねがないからしょうがないと考えていると思います。
横浜市は、一戸でも多く住宅ができれば税金(かね)が増えると考えたと思います。
しかし、かねがないからではないと思います。
住宅や町に関する意識が乏しいのだと思います。
横浜では最近10年間に狭小住宅が急増しています。
戦後の貧しい時代、バラック(廃材などを利用して一時的に建てたそまつな住宅)時代の次に到来した文化住宅(庭のない狭小住宅が林立)時代を思い出します。
臨海部ではかねを注ぐようにしてみなとみらい地区が建設されたが内陸部で狭小住宅が急増しています。
横浜の町づくりは変です。
釣り合いが取れていません。