原発については実用段階から技術開発段階に格下げすることを提案します。
どうしても利用したいという場合は最悪の事態が生じても、たとえば核爆発が生じても自分の敷地だけ汚染する程度の小規模の原発を認めることにしてはどうでしょうか。
今回の福島第一原発は敷地外に放射性物質を撒き散らし周辺住民の命を危険にさらしています。
このようなことは決してあってはならないことだったと思います。
現在稼動している原発は規模が大きすぎるため危険の一語につきます。
核分裂の暴走など最悪の事態は、地震、津波、敵の攻撃、制御系を含む機械の故障、操作ミスで起こります。
だからこそ最悪の事態における放射能汚染の広がりを予測することが必要です。
原発事故で町が駄目になるなどということは被害が大きすぎます。
火力発電所が大事故を起こしても町が駄目になるということはないでしょう。
敷地内がめちゃくちゃになる程度でしょう。
政府も原発県も電力会社も原発会社も人々も深く反省すべきと思います。
大事故が起こってから苦悩しても遅すぎます。
石原慎太郎東京都知事は原発賛成と言っているそうです。
安心して都心部に建設できる原発があるなら私も原発を実用段階と認めましょう。
そのような原発はないと思います。
福島県は被害を受けてもいい、東京都に電気が来ればいいという考えは非人間的です。
福島県は、これからは東京都に原発による電気を供給することはできないとはっきり言っていいと思います。
産業界は節電計画を立てているようです。
個人も真剣に節電することで全体で25%の節電を実現すれば、あと5%ぐらいを新エネルギー技術でまかなうことで原発全廃を実現できます。
炭酸ガス排出型エネルギーも大問題ですが、まずは原発問題を解決することを優先すべきと思います。
日本をエネルギー少消費型でかつ文化水準が高い国にすることはロマンのある壮大な計画だと思います。
世界は日本を先生として日本から文化を学ぶようになるでしょう。