老人の一人暮らし、老人家族が増えつつありますから自殺や孤独死は増えると予測します。
現在の社会体制は老人の自殺や孤独死の増加問題に対応できないと思います。
身寄りのない体が動かなくなった人はいったいどうすればいいのでしょうか。
当初介護保険制度は社会が介護するというお話しで始まりましたが、現実は在宅介護重視です。
世話をする家族等がいなければ要援護者は依然不安です。
要援護者がはいれる民営老人ホームの案内ちらしが時々来ますが、どれも非常に高くて普通の人ははいれません。
私はこれまでに病院入院を4回経験しました。
体が動かない時は個室より大部屋の方が安心でした。
個室にいると看護婦や医師がなかなか来ないと感じ不安です。
大部屋にいると他人のために彼らが来ても来たと思いますからよく来ると感じ安心です。
大部屋でも構いません、体が動かなくなったら介護機能のある公営老人ホームに入りたいと思います。
地方自治体は真剣に要援護者がはいれる公営老人ホームを考えるべきと思います。
人生の終りを迎えた身寄りのない人を地方自治体が面倒をみるという考えは成熟した社会らしいと思います。
そのような社会づくりに税金を払うことには異存はありません。
若い人達が減っていきます。
若い人達が生産に従事しないと社会を維持することは困難です。
地方自治体は若い人達が安心して生産に従事できる体制をつくるべきです。