ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

町内会とボランティアの協力

2014年01月16日 | Weblog
私はボランティアとして町の問題解決に協力していますが、問題解決はむずかしいことだと思います。
一つずつ時間をかけて解決するしかないと思っています。

最初に取り組んだ問題は防災機能の改善です。
昔は町内会が中心になって防災訓練をやっていましたが、いつしか町内会が機能しなくなりました。
町内会は防災ボランティアがやってくれと言い、防災ボランティアは町内会が企画実行しなければ何もできないと言い、双方がまず相手が動くことを求めて何もしないと言う状態になっていました。
これではらちがあきませんので防災ボランティアが企画実行し、町内会の名で防災活動をやるようにしました。
すると面白いもので町内会も動きだし、今では町内会が企画実行し、防災ボランティアが協力する形になっています。
改善を始めてから5年がたちました。

まだ問題解決できていないのが町のお祭りです。
町内会は一度中止を決めましたが、お祭りボランティアが、継続を主張し、町内会の名で企画実行してきました。
町内会役員も仕事量が多いので依然として役員は仕事を嫌がり、町内会とボランティアの協力がうまく行っていません。
昨年も町内会とボランティアが批判し合う状態でした。
反省会が開催され、町内会が企画実行し、ボランティアが協力することになりましたが、問題は解決していないと思っています。
町内会が喜んで企画実行する状態ではないからです。
町内会は企画実行に不安を持っている状態です。
町内会を批判しないでお祭りボランティアが協力するようにならないといけないと思っています。

町中の公園管理は、昨年から公園ボランティアが自発的に草刈り、草取りを始め、一昨年までは草茫々の公園でしたが、今は非常に美しい公園になっています。
町内会も公園ボランティアが活動しやすいように道具をそろえてくれたりしましたので概して町内会と公園ボランティアの協力はうまく行っていると思います。
公園掃除は従来からある町内会の仕組みが機能していますから、公園ボランティアの草刈り、草取りで公園管理はいい線に達しました。

町の住環境問題は、大半の住民が住環境保全を重視していることがあって美しい町が保全されていると思います。
世代交代が徐々に進み、家の建て替えも目立っていますが、昔の家より明るく美しくなっていると思います。
特に庭は生け垣や塀で囲うのではなく、道路に開かれた庭が増えており、町の美化に役立っています。

問題があるのかないのかよくわからないのが福祉問題です。
いくつか福祉ボランティア組織があり、それなりの活動をやっていますが、現状でいいのか悪いのかよくわかりません。

老人割合が40%に近づいていますから、孤独死、餓死が起こる恐れがあります。
弱者は助けを求めて声を上げないことがあります。
一人で悩んでいるだけの場合があります。
民生委員はそのような人を把握するだけでも苦労しています。
まして助けるとなると一段と苦労します。

近所の助け合いといっても現代は近所の人間関係がそれほど重視されていない感じがします。
無理に近所づきあいする必要はありませんが、それとなく近所で安否確認し合っていることは大切と思います。
災害時にはまず家族ですが、次は近所の人を助けることが大切と思います。
具体的な助け合いの仕組みが必要か、近所の助け合い運動をやっていればいいのか今はまだもやもやした状態です。