ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

現在をよくするにはもっと未来を考えた方がいい

2014年02月02日 | Weblog
東京電力福島第一原発は大規模放射能漏洩・汚染事故をおこしたため大きな被害を受けた福島県が原発反対に回り、このほどやっと福島第一原発廃止が決まりました。
これで残る日本の原発は48基になりました。
次は福島第二原発の廃止を決めることですが、政府および東京電力の抵抗が続くでしょう。

東京都が原発の電力は要らないと言うと福島第二原発も廃止に持っていきやすいのですが、現在の都知事選の予測を見ると、どうも都民は放射能汚染に無関心です。
現在は東京における放射能汚染問題が小さくなったためでしょう。
日本人は未来より現在生きることを重視すると言われていますが、そのように思えます。

福島第二原発の廃止には地元の福島県の反対が鍵を握っています。
同じく東京電力柏崎刈羽原発の廃止は新潟県、中部電力浜岡原発の廃止は静岡県が鍵を握っています。

どうして都民は他人事のように原発問題を考えるのでしょうか。
電力があれば結構、発電技術は何でもいい、原発県がどうなってもそれは原発県の問題と思っているようです。
もし、福島第一原発事故で現在も東京が放射能汚染に苦しんでいたら原発問題についてこうも無責任にはならないでしょう。

現在しか考えることができない、自分のことしか考えることができない、では未来の生活は危険ではないでしょうか。
このような思考では、原発問題だけでなく、東京の福祉問題も、防災力不足問題も解決しないと思います。