ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

東京都は福島県、新潟県、静岡県に脱原発の声援を送れなかった

2014年02月10日 | Weblog
都民は社会保障と防災とオリンピックを強調した舛添要一氏を都知事に選びました。
舛添氏も脱原発の考えを持っていたそうですが、選挙で自民党・公明党の支援を受けた以上、はっきりと脱原発とは言えないでしょう。
自分を殺して都知事の地位を得たということでしょう。

社会保障と防災とオリンピックは誰が都知事になってもやらなければならないことです。
舛添都政は石原都政、猪瀬都政とあまり変わらないのではないでしょうか。
都政の歴史的転換はできなかったということだと思います。
棄権した人が50%以上と多かったことも含め都民は総合的には変化を希望しなかったということだと思います。

今後の福島県、新潟県、静岡県の決断に依存しますが、北北東の福島第一原発(事故原発)、福島第二原発、北北西の柏崎刈羽原発、西南西の浜岡原発に囲まれ、放射能汚染の恐れがある危険都であり続ける恐れが大きいと思います。
地震や富士山噴火による火山灰飛来の恐れまであるということで都としての将来性が小さくなった感じがします。

脱原発を決心しないかぎり日本には遷都に適した地はありません。

大阪には都構想があるようですが、大阪の北には若狭湾に面して原発銀座があります。
大阪は東京よりはるかに危険都市です。
地道に安全都市に改善する工夫努力をした方がはるかに賢明と思います。
大阪都構想を持つなら単に東京と同格になるという構想ではなく、福井県の原発を廃止して放射能汚染の危険をなくし、京都御所に天皇を迎え、京都と奈良を周辺歴史都市とし、大阪を経済都市とし、関西空港を世界の窓口とする日本の都(中央政府所在地)にするぐらいの構想を持つとロマンがあっていいと思います。