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ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

株価低下傾向に悩む安倍晋三内閣

2014年07月12日 | Weblog
3年前の台風で庭の柿の木が倒れました。
何んとか助けたいと思い、立て直して添え木をし、さらに枝を剪定して根の負担を小さくしました。
一昨年は一つも実がなりませんでした。
昨年は小ぶりの柿が2個取れました。
今年はかなり根が回復したようで実の付き方は普通に見えます。

経済問題の解決方法も同じではないでしょうか。
日本は消費が多い国です。
省資源・省エネルギーが叫ばれてきたのに、安倍内閣になったら、金融緩和、財政出動で消費奨励です。
特にエネルギーは節約が必要なのに消費刺激があり、石油・天然ガスの輸入コストが膨らみ、貿易は大赤字になっています。
この輸入コストが膨らんだことを問題にし、安倍内閣は、原発を動かすと言います。
国民の弱点をついたエネルギー政策の展開ですが、根幹の問題については全くメスが入っていません。
枝葉を茂らせているだけです。

安倍内閣の方針では、放射能汚染拡大の恐れは消えません。
原発も海水温を高めますので地球温暖化防止にはなりません。

原発を廃止し、さらに石油・天然ガスなどのエネルギー資源消費も減らすのが正解です。
省エネルギー知識・技術は世界的需要があります。
火力発電だってまだまだエネルギー効率改善が可能です。
利用を待っている自然エネルギーは無限です。
先進国も開発途上国もエネルギー問題で苦悩しています。
中国だってエネルギー問題に苦しんでいるから南シナ海、東シナ海で利権争いを行い、関係国を苦しめています。
中国との関係改善には新知識・新技術が一番有効です。

安倍内閣は原発を動かし、さらに世界に原発を輸出すると言います。
金融緩和・財政出動で景気を刺激し、消費を増やすと言います。
狂った内閣だと思います。
日本のことも世界のことも考えていません。
すでに安倍内閣をにがにがしく思っている外国政府は増えつつあると思います。
安倍内閣は、ニーサ(少額投資非課税制度)の限度額を倍にすることを考えていますが、これは経済の根幹問題を解決することとは無関係です。
株価を上げたいだけです。
株価が上がれば国民が喜びます。
年金基金の運用益が上がるので政府も喜びます。
しかし株の売買は、平均すれば損する人が多いことを知るべきです。

マネーゲーム経済が永続的経済発展をもたらすことなどありえません。
反対に経済を破壊します。
人々がまじめな生産意欲、まじめな労働意欲を失うからです。