ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

在日アメリカ軍基地の問題点

2015年05月15日 | Weblog
在日アメリカ軍基地は日本の防衛のためだけに置かれているのではありません。
これまでの基地の役割から見ると、アメリカの世界戦略のために置かれていることは明白です。
目的の一つに日本の防衛に協力することがあるだけです。

安倍晋三内閣の安保法制で、安倍総理が、日本近海でアメリカ軍が攻撃されたら日本に危険が及ぶ恐れがあると言っていますが、ちょっとわかりにくいと思います。
在日アメリカ軍基地の役割には台湾や韓国の防衛に協力することも入っていると思います。
特に台湾は国内にアメリカ軍基地はありません。
中国が軍事力をもって台湾を吸収しようとした場合、台湾が吸収されることを拒否すると当然のことながら台湾はアメリカに援助を要請すると思います。
するとアメリカは、まずは日本近海に配備した洋上艦隊から台湾を支援するのではないでしょうか。
アメリカ軍が日本近海で攻撃されるとは台湾有事の場合のことを言っていると思います。

この時、在日アメリカ軍基地は当然のことながら戦時体制に入り、台湾防衛に参加すると思います。
すると中国は当然のことながら在日アメリカ軍基地をミサイルなどで破壊すると思います。
日本に危険が及ぶ恐れがあるとはこのことを言っているのではないでしょうか。

韓国が朝鮮(北)から攻撃された場合も在日アメリカ軍基地は戦時体制に入ると思います。

いかに日本が平和を重視していても在日アメリカ軍基地があると日本の防衛とは無関係にアメリカの戦争に日本は巻き込まれます。
在日アメリカ軍基地が集中している沖縄島は敵の攻撃にさらされます。
太平洋戦争でひどい目に会い、戦後はアメリカ軍基地に悩まされ続け、今度は台湾有事や韓国有事でまた戦場になるのでは沖縄島は踏んだり蹴ったりではないでしょうか。
在沖縄アメリカ軍基地を無くすことは沖縄島の平和のために必要です。
日本は沖縄島の苦悩を理解し、沖縄島を平和の島にするべきです。

東アジアを平和にするには、対立ではなく、協力の関係を追求することが大事です。
長いアメリカと日本の関係がアジアの平和追求の障害になるというのはまずいことです。
東アジア会議の創設はアメリカは喜ばないと思いますが、東アジアの平和のためにはいつかはつくらなければならないと思います。