ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

事故原発の実情を見て原発の危険性を知ってほしい

2017年02月03日 | Weblog

東京電力福島第一原発(事故原発)が普通の火力発電所であったら津波で破壊されてもすぐ処理処分して新しい発電所を建設することができたでしょう。

しかし事故原発はまったく違います。
事故から6年たってもほとんど処理が進みません。
原子炉付近は恐るべき放射能で人が近づけません。
うかつに解体すると放射性物質が拡散する恐れがあります。
未だにメルトダウンした放射性物質は開放系にあり、放射能漏洩が続いています。
使用済み燃料棒は半壊状の建屋のプールの中にあります。

恐ろしいことにもし大地震が来ると半壊状態の施設が崩壊し、大規模放射能漏洩がおこる恐れがあります。
前回以上の広範囲の放射能汚染の恐れもあるそうです。

幸運にも大地震が来なければ、処理処分できるそうですが、なんと処理処分に数十年の年月がかかるそうです。
その間、地震が来るたびに恐怖です。
順調に処理処分が進んでもお金は20兆円ぐらいかかるそうです。

原発が始末におえない恐ろしい発電所であることがよくわかります。
それなのに政府も原発のある地方も原発保有電力会社も原発を再稼動したいと言います。
人々も半分は原発再稼働を肯定しています。
原発の危険性認識の乏しさに呆れます。
何とかなると言うならまず事故原発を何とかして何とかなることを証明してもらいたいものです。

私達はもっと声を大きくして政府に真剣に事故原発処理に取り組め、また未事故原発については再稼働をやめよ、廃止せよと言うべきです。
まずは私達は原発の危険性を認識すべきです。

原発問題は人の命にかかわる最優先すべき課題と思います。