戦争は中毒性があります。
戦争すると考えると気持ちがハイになります。
勝つことを考えますが、負けることを考えません。
インターネットを読みますと、戦争シミュレーションが無数ですが、勝ったというのが圧倒的に多いと思います。
第一党の自民党は、攻撃される兆候をつかんだら敵を先制攻撃する力を持つことを考えてもいいのではないかと言い始めました。
安倍晋三総理も同じことを口にしています。
考えるぐらいならいいではないかという考えです。
しかし戦争には中毒性があります。
考えると次は実行します。
先制攻撃力を持ちます。
次は先制攻撃の口実探しを始めます。
そして先制攻撃します。
太平洋戦争で戦争は中毒と悟ったと思ったのですが、戦後70年もたつと、悟った人はすべて亡くなってしまい、近年は悟っていない人がほとんどになりました。
日本は戦争中毒の初期症状を示していると思います。
ところで原子力利用も中毒性があります。
原子力を利用すると考えると気持ちがハイになります。
東京電力、東芝が原子力で実質破綻し、福島第一原発(事故原発)周辺は人々が生活・生産できない地域・海域になったというのに原発は危険と悟らず、政府も未事故原発周辺の人々も原発再稼働と言っています。
日本は原子力中毒です。
原子力利用で破滅しないと日本は原子力利用をやめないでしょう。
しかし原発反対が大半と聞きます。
日本は原子力による破滅を避けることができるかもしれません。
そのためには総選挙でしっかりと原発反対の政治家・政党を支持し、まずは原子力利用をとめることが必要です。
隣国の脅威より、国内の原発の方がはるかに危険です。
自公は原子力利用をとめないと思います。