ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

東京ガスの犯罪を看過したことが大失敗の始まり

2017年02月05日 | Weblog

東京都が豊洲新市場の土地を東京ガスから買ったとき、土地が化学物質でひどく汚染されていることがわかっていました。
売買契約では東京ガスが除染することになっていたそうです。
東京ガスの犯罪ですから当然です。

ところが除染がなされないまま、表面を覆う方法で‌新市場施設の建設が行われました。
しかも表面を覆う工事がまた非常にいい加減で覆われていない部分がありました.

数百億円の除染予算を東京都が組んだそうです。
東京ガスがやるはずの除染をどうして東京都がやることにしたのでしょうか。
東京ガスの除染を待っていたらいつまでも新市場開設ができないと焦って東京都がやると決断したと思います。
ところが除染が容易ではないことがわかり、表面を覆うという安易な方法を東京都が決断したと思います。
その安易な方法すらまた手抜きがあったのですが、その手抜きは東京都が決断したと思います。

東京ガスの犯罪を看過し、安全性を軽視して「やれっ、やれっ」と乱暴な決断をした人がいたと思います。
何でもいいから新市場開設を急げと指示できた人はいったい誰でしょうか。

東京都は大損をした上、現在も汚染土地をかかえています。
決断に関与した人の責任は非常に重いと思います。
これほどの大事件です。
現在の東京都は、真実を調べ、関係者とその言動を記録し、記録を都民に公表する義務があると思います。
都民提起の裁判には東京都の関係者も東京ガスの関係者も真実を語るべきです。

安全性を軽視した乱暴な決断は犯罪です。
当時の都知事が部下のやったことで自分は知らないでは済まないと思います。