60代の一人暮らしの女性が電気代を払わないという理由で電力の供給を止められ、熱中症で家の中で亡くなったというニュースが流れました。
こういうニュースを聞くと生活の不安に苦悩する人が実は非常に多いのではないかと思います。
気が小さくて、誰にも相談できず、一人で苦悩している人が実は多いのではないでしょうか。
気が小さくて、誰にも相談できず、一人で苦悩している人が実は多いのではないでしょうか。
近所の助け合い運動をやっていない町では隣人と会話がない人が多いのではないでしょうか。
民生委員制度がありますが、活動しても担当範囲のすべての人を把握できないという問題があると思います。
民生委員制度がありますが、活動しても担当範囲のすべての人を把握できないという問題があると思います。
民生委員、社会福祉協議会、町内会などが近所の助け合い運動を行って、人々が助け合うという思いで隣人のことを考えるようになることは望ましいことだと思います。
ある町でおこったことですが、母と娘の二人暮らしの家で娘が神経系の病気で異常言動をとるようになりました。
老いた母はどうすればいいかわからず苦悩していました。
老いた母はどうすればいいかわからず苦悩していました。
隣人は行政の福祉保健担当と地域の民生委員と相談しました。
病院に連れて行くことを考えましたが、本人は問題意識はなく、行かないと言って行きませんでした。
最初はいい知恵もなく、娘さんの行動範囲がちょっと広がり、とうとう別の町の人の通報で警察が来るようになってしまいました。
警察が来ても問題は解決しません。
病院に連れて行くことを考えましたが、本人は問題意識はなく、行かないと言って行きませんでした。
最初はいい知恵もなく、娘さんの行動範囲がちょっと広がり、とうとう別の町の人の通報で警察が来るようになってしまいました。
警察が来ても問題は解決しません。
やがて登校中の小学生に危害が及ぶ恐れが出て、母親が小学生につきそうようになりました。
防犯ボランティアも娘さんを見張るようになりました。
毎朝、娘さんは出てきて小学生を追い散らしました。
母親にからみ、防犯ボランティアが間に入って娘さんの乱暴を防いだこともありました。
防犯ボランティアも娘さんを見張るようになりました。
毎朝、娘さんは出てきて小学生を追い散らしました。
母親にからみ、防犯ボランティアが間に入って娘さんの乱暴を防いだこともありました。
ここでやっと民生委員が知恵を出し、娘さんの老いた母親と相談し、老いた母親の今後の生活のことで行政の福祉保健担当を訪問する、その時娘さんには母親に付き添ってもらうということにして、母娘を行政の福祉保健担当のところに連れて行くことに成功しました。
福祉保健担当は神経系の専門医に同席してもらって母親の相談に乗りました。
お話しは母親のことから何となく娘さんのことに展開し、神経系の専門医が娘さんを見ることになりました。
この方法が成功して娘さんは治療を受けるようになり、今では普通の人になって自分の老いた母親の世話をしています。
福祉保健担当は神経系の専門医に同席してもらって母親の相談に乗りました。
お話しは母親のことから何となく娘さんのことに展開し、神経系の専門医が娘さんを見ることになりました。
この方法が成功して娘さんは治療を受けるようになり、今では普通の人になって自分の老いた母親の世話をしています。
隣人の行動が端緒となり、いろいろな人が協力体制を組み、成功した例と思います。
行政の福祉保健担当は、地域の人々が協力してくれたので動きやすかったと言いました。
行政の福祉保健担当は、地域の人々が協力してくれたので動きやすかったと言いました。